前の職場に勤めていた頃、
通勤時にモノレール(ゆいレール)を利用していた
その日もいつものように、某駅からモノレールに乗り
まったりと(?)窓の外を眺めていた
すると、斜め前のシートに座った父子連れの会話が聞こえてくる
(4、5歳くらいの男の子と、只者ではない雰囲気のパパ)
内容はごくありきたりの父子の会話だったが
そのうち話題が「まーちゅー(頭のつむじ)」の話になった
と、そのとき、男の子が何かを発見した模様・・
向かいのシートに座ってウトウトしているおじさんを
じぃ~っと見つめて一言
「お父さん、あの人、まーちゅーがないよ~!」
俺:(へっ?、まーちゅーがない?何それ?)
思わずその子の視線の先を追うと・・・
「まーちゅーがない」わけではなく、「頭頂部の髪が淋しい」
(つか、ぶっちゃけ○ゲ)のおっちゃんが、
うつむいて束の間の睡眠をとられているご様子
衝撃(笑撃?)の光景に思わず吹き出しそうになったが、
ここはガマンガマン!
おそらく、
ここで笑うと、反対側で向かい合うようにたっている
おねぇさんにあらぬ疑いをかけられてしまう
そんな俺のピンチを知ってか知らずか
(まぁ、知らないんだろうけど)
会話はまだまだ続く
子:「なんであの人髪の毛がないの?」
父:「冬になったら、野山の木も葉っぱがなくなるでしょ?」
(いやいや、パパ。そーじゃないでしょ。ま、いいけど。)
子:「マー君(仮名)も大人になったら、なくなるの?」
父:「お利口さんにしてたら、ならないよ」
(つうことは、あのおっちゃんは「お利口さん」じゃない訳だ)
だ、ダメだ・・
笑いたい・・
限界を迎え、自分でも顔がヘンになっているのがわかる
向かいのおねぇさんも、気配を感じるらしく
2回ほどチラ見してきた
そして3度目のチラ見の時、ついに視線が交錯してしまい・・・
限界に耐えていた俺は思わず
「んふっ♪」
と、自分でも気色わるくなるような笑いを漏らしてしまった
当然、そのおねぇさんは、180°向きを変えてしまわれました・・
(最後に思いっきり軽蔑の眼差しを突き刺して)
キモオヤジ1名誕生の瞬間だ・・
無邪気な子供と、只者ではないパパの会話が織り成す悲喜こもごものドラマ・・
それはさておき、ここで問題です!
俺を襲ったモノレール内の悲劇、一番悪いのは誰?(下記から3択)
1.無邪気な子供
2.只者ではないパパ
3.まーちゅーがないおじさん(友情出演)