まるで何かの境界線のように
暗い海と陸を隔てる白い砂浜
闇に浮かぶ果てしのない道のように
どこまでも続いている
渇ききり
疲れ果て
それでも足をとめず
前へ進む
水平線から
ゆっくりと月が昇る
暗い砂漠のような海に
光の道が開ける
それが足元に届いたら
光の道に向かい
虚ろな砂漠へ船を繰り出そう
月が昇る方角
針路、東へ
西の果てには
極楽浄土があるという
そこは
俺には資格のない世界
ならば
そのまま真っ直ぐ
月が登る方角
針路、東へ
月が昇りきり
再び闇が支配する虚ろな砂漠
静かに
同化するように
ただ真っ直ぐ
針路、東へ
その果てへ
その底へ