俺は日替わりのオトコ
担当は金曜日
他のオトコについては
何も知らないし
知る気もない
金曜日の夕方
一週間の疲れがたまった彼女の
話し相手になる
なるべく時間を引き延ばしたいのだが
疲れた彼女を長く引き留めるわけにもいかず
俺の担当時間は、あっというまに過ぎてしまう
金曜日の夜は
大きな希望と小さな絶望を混ぜ合わせた時間
部屋に戻り、
なかなか寝付けぬ時間を過ごす
すてきな花には、
色とりどりの蝶が集まる
欲をかくと
すべてを失ってしまうから
日替わりの
自分の役目を
忠実につとめる