胡蝶の夢 | 不羈独立

不羈独立

te amo in aeternum i non dimittet vos

蜜を湛えた蕾

我胡蝶となり

花開く日を待つ

幾日も
幾日も

蕾は

我が想いなど
知らぬげに

嫋やかに佇む

やがて

春の風が舞う日

色と香りを満たして
艶やかに花が咲く

甘い蜜の
芳醇な香りが
あたりを包む中

既に
我が影はなく

夢の残滓が
春の霞となり

風に払われ

儚く散り去る