天神祭 弾きあい会からの演奏会
地元で有名な天神祭・打ち上げ花火の日。
京阪シティーモールにて、演奏会に出演させて頂きました。
その前に、枚方の関西医大ホールという素晴らしい舞台で弾きあい会でした。
昔、京阪沿線に住んでおりましたので、どちらも小さい頃からよく行っていた界隈。とても懐かしかったです。
関西医大ホール。本番さながらの良いリハーサルになりました。
演奏したのは、ポンセの曲と、久しぶりのノクターンOp.9-1でした。
ノクターンの練習、殆どしていなかったけど、暗譜覚えてるもんやなぁ。たまには人前に出さないと、感覚が鈍りそうです。レッスンもノクターンは受けておらず、独りよがりな演奏になり得る為、年に一度は本番に出そうと考えています。
ポンセは、レッスンでの細かいご指摘が定着しておらず、冷や冷やしていました。
この日も、会場に着く前にレッスンを受けていたのです。頭の中がカオスでしたが、何とか暗譜飛ばずに弾けました。
弾きあい会では、レッスンで言われたことを意識し、確認の意味が大きかったです。
終わったらリセット。この後の演奏会の為に、ここで気持ち切り替えないと!
どんどん緊張して来る。ソワソワ落ち着かない。
頭で音を追わない。作品全体と情景を思い浮かべてイメトレしながら次の会場へ。
天満橋駅に着くと、既にお祭りと花火を待ち侘びた人々で混雑していました。
演奏会会場からも花火が見えますので、観客も沢山いるだろう。私はトップバッターなのでドキドキ。ずっと気持ちが落ち着きません。
出演の条件が中上級とあって、それなりの演奏をしなければならないし、曲も該当レベルかどうか?申し込み時にピティナで調べました。
コンクールも同曲を中上級枠にエントリーしていて、良いプレッシャーの中で練習を重ねられました。
写真は1分リハ。
本番はピアノの後ろと右サイドに観客が入ります。
目の前は階段が見えるだけなので、そんなに視線を感じずに弾けそう(* 'ᵕ' )と安心しました。
いよいよ演奏会が始まる!
何か司会のアナウンスとか入るのかな?と思ってたら、スタッフさんから、後3分で始まるので、座ってスタンバイするように言われました。
いつ弾き始めるか分からない為、「時間が来たら合図お願いできますか?」とスタッフさんに頼み、直前に少し打ち合わせ。
開始の合図が送られる。ライブか撮影のようなこの感じ。演者スイッチが入りました。
一般のお客さんの前で演奏するの好きかも。
弾いている内に、どんどん高揚して来ました。
子供達がやって来て、直ぐ傍で聴いていました。ピアノをやっている子かな?ピアノ好きなんだろうなぁ。
他のお客さんは、窓辺を向いて座っているので、あまり見られている感じはしなかったです。
いや〜、めちゃめちゃ楽しかったです
発表会前日リハ
演奏会翌日はレッスンと夜にホールリハでした。
レッスン後は頭いっぱいになるので、演奏する時との切り替えが重要です。
少し前まで、レッスン一つ受けるだけで疲労していましたが、幾つかピアノの予定をこなせるくらい、気力・体力が復活して来たのが良かったです。
それでも、まだ仕事帰りは無気力になりがちですが。
ピアノはベーゼンドルファーです。
連日ホール演奏したお陰で、気持ちが入りやすかったです。
直前のレッスンで細かい修正を言われたので、先生は「発表会は止まらず弾けたらOKです。大丈夫です!」とプレッシャーを和らげて下さいました。
「オペラさんが目指しているのは、発表会よりずっと高い所だから」と、レッスンで沢山ご指摘頂いたのはありがたいです。
もう3年程お世話になっていて、先生も「ここまで言っても何とかするでしょう」と分かっておられるのだと思います。
そう言えば、演奏会に出演することを先生に言いそびれていました。発表会のことでいっぱいで。
次のレッスンの時にお話しよう。
発表会
前日リハの参加者は当日リハ無しで、ホール内のカフェにて、ゆっくり昼食を取りながら出番を待つ。
最近は緊張するものの、ドキドキしたり震えたりすることがなくなったなー。
食欲もしっかりあります。けれど、お腹いっぱいになると気が緩みそうなので、30分かけて食事をし、1時間後に本番を迎える計算で行きました。
舞台袖で待つ時が一番緊張します。
前の人の演奏が耳に入るので、イメトレは音よりも作品のイメージを想像して行います。
色彩や香りや空気など。
