私にとってコンクールは競争ではありません。
自分の演奏能力向上を目的に挑んでいます。
発表会すら出たことなかった私。2年前に初めてコンクールというものに出場いたしました。
目標はショパン国際ピアノコンクールin Asiaに出ること。その為に背伸びしてショパコンと同等レベルのコンクールを無謀にも沢山受けました。
毎月何かしらコンクールで、賞狙いでなくとも「ベストな演奏」「限界突破」しようと思ったら、当然練習はハードになります。
楽しかったけど、やはり疲労やストレスは知らず知らず溜まっていたのだなと、最近になって気付きました。
6月頃から小指の動きが悪くなり、ばね指になってしまいました。
そしてコンクール出場を控えることに。
毎日練習できなくても、これくらいは維持して弾けるというのが分かって来ました。
思考が柔らかくなって、多様な見方ができるようになりました。
奏法を研究したり、弾けなくても自分の中では成長できていると思います。
仕事や義務のようにするのでなく、楽しめるようにコンクールに出たい。
来年は、曲やレベルに合わせたコンクール選びをしよう
本選こぼれ話
うっかりな失敗をしてしまいました。
審査が夜で、その日は午前・午後と豪雨でありました。
レインブーツ(ショートブーツですが)で行って、ピアノ用にしている靴を持って行くの忘れました
ドレスは持っていました。幸い、歩き方を工夫しないと裾を踏んづけてしまう長さのドレスで足元隠れて、遠目からならバレなかったかと。
会場・ピアノは予選で知っているから、ペダルが踏み具合も問題ありませんでした。
演奏中は曲に集中して気にならないですが、それまでの違和感の凄まじいこと。
ドレスにブーツも、素敵にマッチしてるならアリですが。明らかに合わせられていない
1時間程度のことですのに、やっぱり気になってしまうものですね。
他の出場者さんは、ドレスでなく髪もセットしてない方も割とおられて、自分の中途半端具合が恥ずかしかったです(笑)
今月はいろいろコンクールがあるようですね。
私も昨年11月は大きなコンクールが2回もありました。次々本番があると、体調とメンタルのコンディショニングが非常に大事。しんどかったです。
出場される皆さんを応援しております
ベストを尽くされますよう。