優しく穏やかでありたいと常々思っています。
それは、周りの人達がそうであるお陰で、何度もが心を救われた経験があるから。
だけど残念ながら、優しくすることで相手の嫌な部分が見え、自分に害が及ぶことがあります。
多分、「優しいから、気を遣わず何言っても大丈夫。許される」と思われるんでしょうね。
やっと分かって来ました。

デリカシーのない人がいました。
無神経なことをよく言い、その度「悪気があって言った訳ではないし、根は良い人だから」と流して来ましたが、もう許すことはできません。

コンクールに応援に来て、出場者さんを「緊張でガタガタに震えてて、腕の肉までブルンブルン揺れとって、面白かった」と笑ったのです。
しかも、まだ会場内に居る時に。誰も周りにいなかったから良かったものの。
滅多に怒りの感情が湧くことがない私だけど
「どつくぞ!この野郎」と豹変しそうになりました。

この人が人のミスや女性の容姿をいじって笑う事は、しょっちゅうありました。
侮辱する発言、凄く気分が悪いです。
セクハラに該当する言動は他にもある為、会社なら処罰します。

自分が言われるのは、ある程度流す術を持っているので平気ですが。
自分の仲間が馬鹿にされるのは、激しい憤りを覚えました。

「~さんの演奏、聴いたりたいな」
こういう言い方が出てくるって、
口では皆の演奏を絶賛しておいて、「聴いてやってる」と上から目線で聴いているということ。
何様のつもりでしょうか?

無神経な人は、自分の言動が人を不快にさせ、傷付けている事を知らないし、分からない。
恐らく、その都度注意しても直らないでしょう。自覚が無いから。

なんでこんな人に、親切になんかしたんだろう。どんどん嫌な気持ちになってしまう。
嫌な思いをさせられた事は沢山あるので、一部の事しか書きませんが、仏の顔も三度まで。
三度以上は仏の顔をしてましたけど…我慢の限界。

人間は誰でも良い所・悪い所がある。
そう思うと嫌いな人はいなくて、苦手だなと思うだけで済みます。
でも、こうした言動を許せる程、私は優しくなれません。
顔とか見たら色々思い出して、一気に気分悪くなるし。不快感や怒りが湧かないようにするのが難しい。

精神修行ですね。
もっと鈍感であれば良いのに。
こういう人には、もう一切関わらないようにしよう。