NHKの「3ヶ月でピアノマスター」の番組、やっと録画を見ました。
スケールの弾き方が、『弟子から見たショパン』に載っていたショパンの指導と同じで、映像でより分かりやすくなりました。
それから、練習法も自分がやっているのと同じのがありました。繰り返されるパート(音形)を部分練習する→それだけで曲の3分の1が弾けることになるというもの。
この方法でインヴェンション練習していますが、これは部分的でもなかなか弾けないです〜
番組で、「ショパンは楽譜見ると難しいですが、弾くのは弾き易いですよ」と言われていました。
バッハは逆ですね。楽譜見たら簡単なのに凄く弾き難い!私にとっては!
レッスン
音大の先生のレッスンに行きました。
この2週間、殆ど練習していなくてどうしよう風邪と、風邪から指の関節痛で弾けませんでした。
直前に2時間、突貫工事のように練習。
かなり久々にノクターンも見て頂くつもりでしたが……
メインで習っている先生に「去年に比べると今の演奏は弱いです。一番良い時を知ってるからね。頻繁にコンクール出ていた時はとても良かったですよ」と言われたばかり。
ばね指で練習量もコンクール出場回数も、半分以下になって、やはり後退してしまっているのか
レッスンを待っている間、ちょっと自信が無くて緊張して来ました。前のレッスンが押していて、待ち時間長い…。
新曲の方からレッスン(4回目)。
冒頭から「あららー」と言ってしまいそうなボロが出ました。ペダル濁ったし、音のバランス悪い。
本番では引きずってられないので、気持ちを込めて感情表現優先で弾きました。
今回も弾き方について細かく教わりました。最近はよくホロヴィッツのお話が出て来ます。
「ホロヴィッツの音の出し方は分かってるんだけどね」と先生。ある点については「どうしても真似できない」と仰いました。
それでも、音の出し方は分かっておられるのが流石です。
私、ホロヴィッツの音の出し方教わってるんやすごーい!前回はランランの弾き方を習ったのに。
打鍵の練習をしていたら、響が湾曲して形が変わることが時々あって、面白いな〜と遊んでるんですが、なんと!その事も解説されました
「こういうタッチにすると、もっとできますよ」
この魔法、いつでも使えるようにしたい。
今回のレッスンでは沢山は弾かされませんでした。先生のお手本、弾き方と音をたっぷり吸収。
指のことを配慮して下さったのだなと思います。
ばね指になってしまった折にも、心配してLINE下さいましたし。
ばね指で支障はありますが、素晴らしいレッスンを受けられて幸せです