弾きあい会にて。

秋の本番で演奏するノクターンと新曲の2曲を演奏いたしました。2周目は、新曲と同作曲家の2曲を。

初出しはレッスンでも緊張するので、出番前はソワソワ落ち着きませんでした。

しかし、ピアノに一度触れると豊かな音色がフワッと立ち上り、惹き込まれて行く。

『弟子から見たショパン』の文献に書かれていた奏法を、ノクターンに取り入れてみました。こちらのピアノで、「あ、なるほど!こういうことか」と納得しました。よく響くので、響き方が感じやすいです。

新曲はやはり、途中躓いた所がありましたが、練習と同じくらいの成果は出せたかなと思います。これは、良い緊張感でできたという事なので嬉しいです。

発表できる完成度まで、これから詰めて行きます。

弾きあい会の動画は撮っておらず、前日練習を見て振り返ってみます。

相変わらず、動画見ると手のフォームがガタガタで、いい加減何とかしようや!と自分に思ふ。

前日に何故か調子が上がり、ばね指の小指が使いやすく、それまでよりクリアな音になりました。

音はまだまだ硬い。スタインウェイで弾くとキツい音になるだろうな。弾きあい会でも、それは思いました。

音のニュアンスは、当日は割と出せた気がします。

ねっとり感は…どうでしたでしょう?絡みつく感じは無いかな〜。

当日ペダル失敗。踏みかえタイミングズレた!あと、響きが良い分、濁りが気になる。ペダルって場所によって判断して変えないといけないから、踏む深さ調整、いつも演奏中に試し試しやってます。で、失敗しちゃったり。あるあるですよね〜。(私だけかな?笑)


出演させて頂いた時間帯(滞在時間)は、素晴らしい演奏ばかりで、音楽に浸り、贅沢な時間を過ごしました。皆さんから、絶えず学ばせて頂いています。