あるヴァイオリン曲を弾きたいと思い立ち、練習にお付き合い下さるヴァイオリンの方と、偶然同曲を練習予定というピアノ友達と、1曲を巡る縁がありました。

豊かな知識と音楽性を兼ね備えた方々と出会えて、とても嬉しいです照れ


講座を聴講する前に図書館へ。ヴァイオリン曲の楽譜の他のアレンジも見てみることにしました。難しいバージョンとフルート&ピアノ版、伴奏は殆ど同じ。フルートのパートの方が易しいかな?

序に、その作曲家の文献を探すも、洋書1冊だけ。英文…当日返却は無理で諦めました。

作曲家情報は必要。「この人なら、こういう意味で考えるよね」というのが見えて来る。本当は違うかもしれないけど、自分の中で裏付けができるとイメージが作り易い。演奏にリアリティを出す為になるべく取材します。小説を書くのと同じ。物語には出て来ない部分(人物の過去等の背景)まで作っておくことで、よりリアルになる。「このキャラなら、こういう態度を取るよね」と。

イメージ+楽譜から感受したもの→演奏


公開講座の会場は、ピアノが2台並んで、五線譜の黒板がある講義室。学生気分で久々にノートを取るが、漢字が出て来ない。柔軟性…「なん」ってどんな漢字だっけ( . . ? )平仮名多用。

講師は私の習っている先生。私が初めてレッスンして頂いたバラード1番の公開レッスンもありました。「あ、私も同じこと言われてた」と懐かしく思い出しました。

講座の中で先生が伝えようとして下さった事を、私は始めからレッスンでずっと教えて頂いていたのだと気付いて、心がじんわりしました。

それなのに、体現できずにいて、宝の持ち腐れ状態の自分がもどかしいですが…。

この先生に習えているのが幸せだなと、改めて思います。