モネについて。
モネの睡蓮の絵が好きです。
眺めていると、水の音や植物の香りがしそう。
7月には蓮の花が見頃になり、昔、万博記念公園へ見に行ったことがあります。その時知ったのですが、蓮と睡蓮は似ているけども別の植物なんですね。
睡蓮は水面に浮いていますが、蓮は水面よりも高い位置に伸びているのです。また、「蓮華」という仏教用語があるように、蓮は仏教と関わりが深いです。
モネとマネがよく間違えられる様に、睡蓮と蓮も間違えられそうですね。
たまたま、その生涯を書いたコラムを見つけました。マネと間違えられたエピソードも載っていましたね(笑)
貧しい生活で苦労していましたが、芸術への情熱は白内障で殆ど目が見えなくとも、失うことはありませんでした。
愛人がいたようですが、妻カミーユをとても愛していたのが、作品を見ると伝わります。
《死の床のカミーユ》
シャガールも妻ベラを深く愛していましたが、病によって妻を亡くしています。
モネの方は、妻カミーユの死後、彼女の絵は描かなくなりました。
シャガール。
私はまだ高校か大学生くらいの頃にシャガール展を見に行ったのですが、正直好きではありませんでした。「けったいやなぁ(へんてこ)」という感想でした。
しかし、この前何故だか突然に、シャガールの絵が見たくなったのです。
シャガールの青と赤が大好き。
シャガールの青は、私の一番好きな空の色です。
ステンドグラスの光、透き通ったような色。
これが絵画においても表れており、不思議でじっと眺めてしまいます。
人や動物、魚が見つめ合ったり繋がっていて、壮大な愛を感じますね。とても優しい気持ちになれます。
そして、作品に楽器がよく登場して、楽しげなメロディーが聴こえて来そう
シャガールの作品を見ていると、どこか懐かしく、それは画家の祖母の作品を思い出すからでした。祖母の絵とは似てないのですが…。自由な作風だからでしょうか?
祖母の作品です。