ピアノ再開するまで、スラーについて考えたことも無かった。(アール・ヌーヴォースタイルの模様の様にしか見ていなかった子供時代)


厳密に言えば、ピアノ再開直前まで声楽をやっていて、その時に初めて意識したのである。

スラーとブレスの関係性。そこに歌詞の文節や意味を考え、どこにフレーズの頂点があるのか?どの単語が強調されるのか?読み解いて行く。


ショパンはベルカント唱法の影響が曲に表れている。

とすると、ショパンのスラーには歌う為の、呼吸する為の意味を持っているのではないか?と思う。


ノクターン1番。

提示部と再現部では、スラーの掛かり方があちらこちら異なっている事に改めて気付き、どう演奏しようか?その意味を今考えている。

今週に今年最後のレッスンがあるから、考えをまとめて、先生に聞いてみるつもりだ。

スラーの掛かり方の違いを、伝わるように演奏したい。


私はまだまだ音楽上のルールをよく知らない。

「こういう場合はディミヌエンド」

「クレッシェンドならこういう風に」

という、指示が書かれていなくても当たり前のことを、私は知らなかった。(最近、教室の先生からも音大の先生からも、ルールを教えて頂いている)


きっとスラーについても、私が知らないルールがあるかもしれない。

先生に質問するのが、楽しみで仕方ない照れ



以上、備忘録として。

思考中のことを書き出すと落ち着きます。