ラフマニノフの《パガニーニ・ラプソディー第18変奏》を再び弾きたいと思い、練習をし始めました。
こちらの曲はオケ+ピアノがオリジナルです。ラフマニノフ自身はピアノソロの編曲は行っていない為、よりオリジナルに忠実にすべく、オケ譜を購入しました
昨年、レッスンで合格してそのままになっていましたが、弾けるようになったまでで、全くオケ感は出せていません。
初心者に毛が生えたレベルなので、どこまで出来るか?分からないですが、今年の目標の一つに掲げたいと思います。
ついでに、ハチャトゥリアン《スパルタクス 組曲第2番》、ラヴェル《ラ・ヴァルス》も

こちらは、ピアノソロ版を既に持っており、バラードが仕上がったら取り掛かりたい曲であります。
あまりブログで書いたことないですが、ハチャトゥリアンは大好きです
独特なエスニックな強いリズムがたまりません。
ハチャトゥリアンはグルジア生まれのアルメニア人。グルジアは当時ロシアの支配下にありましたので、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチと共にソヴィエト3巨匠とされています。
ですが、アルメニア人としてのアイデンティティーを強く持っていたそうです。
彼の独特なリズムは、子供の頃に聴いていたアルメニアの民族音楽や舞踊から来ています。
それ故に、スターリン政権下ではジダーノフ批判を受けました。ロシア的・社会主義的ではない芸術は批判されます。
ドイツナチス時代もそうでしたが、芸術が政治の支配を受けるというのは、本当にいたたまれないですね。