10月。Nocturne9-1の仕上げに向けて、今までとまた違う意識を持って練習に取り組んでおります。

意識している点
⑴音ではなく「響き」で弾くこと
響きの軸を保つこと(変化してもブレずに、最後まで響きで繋がっていること)
ブレス(フレーズの始まりと終わり)

ピアニストの演奏を聴いていて、素晴らしいと思う演奏は、響きで弾いているのだと最近気付きました。
そして、響きの軸がしっかりあり、筋が通っています。絶対に途切れません。休符があっても響きの余韻が必ず感じられます。

声楽で習ったことを思い出しながら、特に軸とブレスについて考えました。
今まで恥ずかしながら、スラーについて注意深く見ていませんでした。「ここからここまで、ひとまとまりなんやな」としか認識していなかったのです。
しかし、歌として見た場合、歌詞がない分、スラーで文節や句読点を表しているのでは?と思い始めました。
感覚的に、「ここにブレスが入るな」と思ったら、スラーの区切りがそこにありました。

ピアノ再開して間もないレッスンの時、Nocturne9-2の中で、スラーについて教わったのでした。
その時「なんか中途半端な所でスラーが切れてる」と不思議に思いました。
声楽でも、「何でこんな所にブレスがあるんやろ?」と最初は違和感があったものです。ブレスしなくても息が続く部分だし、区切らずにメロディーの終わりまで行けば良いのに、と。

理由は、歌詞の文節を考えているから☝️
単語や文章の途中で区切ると、意味が伝わりません。
そして、単語を強調する為に、ブレスで一呼吸入れてから歌う、という場合もあります。ブレスが無いと流れてしまう。

話が少し脱線しますが、ショパンの特徴的な指使い5.5.5等も、強調の意味ではないかと思います。5.4.3であれば弾きやすい所を、敢えてそうしているということは、流れないで丁寧に弾いて欲しいのだろうな。


やりたいことはハッキリして来ましたが、それをする技術が無いので、後はレッスンで指導を受け、練習あるのみ!!おーっ!

不器用なので何年もかかりますが、頑張ります!


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