30分のレッスンで心掛けていること。


①質問はなるべく一つに絞る

聞きたいことは沢山あるけども、よく考えてみると、一つの手掛かりを掴めば、多くのことに応用でき、解決することがあるので、厳選した方が無駄がないです。


②やりたいことは伝える

言葉でも、演奏でも、「こう表現したい!」というのは必ず伝えることにしています。

例えば、「ここはもう少し抑えて」と言われても、「私は2回目の同じフレーズをしっとり切なく表現したいので、1回目は激しめにして変化を出したいです」と自分の考えを伝えます。



最近思うのが、レッスンを受ける側も何かしらコンセプトを持っていた方が良いのではないか?

今日はこういう所を聞きたい!この部分だけは解決したい!という思いがあると、こちらから質問しなくても、先生からその点についてご指導頂ける事が多々ありました。


以前にも書きましたが、双方の「理解の努力」・「伝える努力」があってこそ可能なのかもしれません。



唯、先生に見てもらって、何か言われるのを待つだけ、という義務教育の授業の様な受け身のレッスンにはしたくないですね。

マンツーマンであるからこそ、受け身でなく、より一層アクティヴに参加したいです。


すると、教える・教わる関係であるのが、先生と一緒に創り上げて行く《チーム》の様な関係に思えて来ます。

演奏することは、小説をドラマ化や映画化にすることと似ている、と私は感じるのですが、その中でだったらプロデューサー・監督の関係みたいなものかもしれません。



にほんブログ村 クラシックブログ やり直しピアノへ
にほんブログ村