来週レッスンで、ショパンを見て頂きます。
リスト「コンソレーション3番」
ショパン「Nocturne9-1」
2曲する予定でしたが、30分のレッスンでは厳しいかも?と、リスト仕上げてからショパンになりました。
しかし自分で練習していると、間違ったままの癖が付きそうで、1度先にショパンを見てもらう事に。
少しでも沢山の事が気付けるように、ご指導頂けるように、ミスなく通し弾く練習と、毎日楽譜眺めて、どう弾くか考えています。
ショパンはロッシーニのオペラを好んでいたというだけあって、思わず口ずさみたくなるメロディー。
声楽の譜読みをするやり方で、ショパンを読んで行きます。
どんなシーンで、主人公の心情の変化は?歌うならどう歌う?ブレスはどこ?
ショパンの曲はドラマチックでストーリーが浮かびやすいですね。
最初の旋律が最後にも登場するけど、よく見ると全く同じ繰り返しじゃなくて、装飾音とか細々と変化しています。
これは、映画や文学にもよくありますね。
最後に同じシーンが出て来るけれど、主人公の心情は最初とは違うし、色々乗り越えて成長している。
同じシーンだからこそ、その変化が浮き彫りになる。些細な変化であっても。
陰→陽→陰の構成もドラマチックです。
勝手に話を作りました。
①外は暗く、冷たい風が吹き付け、誰もおらず、孤独である。
②人恋しい気持ちから、やがて子供の頃を回想する。そよ風、陽だまりの下には故郷の大地が広がり、家族や友人と楽しそうにしている自分が見える。
③野原で皆、楽しそうにくるくるダンスを踊っている。その光景が朧げになって行き、過去と現実がぐるぐると巡って、再び現実に帰る。
④最後は「ピカルディの三度」と解説にありました。ピカって何やねん。
調べたら、短調の曲が最後に短三和音でなく長三和音で終わることだそうです。
てことは、カタルシスが来て、ハッピーエンドなの?
一番最後の和音で、張り詰めた気持ちが和らぐ感じ。浄化される感じ。
うむ。まだまだ最後のシーンが具体的に浮かびませんが、こんなストーリーを考えてみました。
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