大学時代に、フランス語・イタリア語・ドイツ語を第2外国語で取っていました。ヨーロッパ文化を研究する為でもありましたが、同時に同じ系統の語学(例えばラテン語から派生したもの)を学ぶのは、型が似ているので理解し易いのです。

中でも、特にフランス語は高校時代から独学で勉強しましたし、大学の授業もフランス語の進度が最も早かったです。
伊語・独語は現在形までしか進みませんでしたが、フランス語は1年で文法テキスト全てやり、2年では、オールフランス語で授業が行われました。(先生は日本人で、難しい説明は日本語で補ってくれます)

思い返せば、フランス語を聴く力をしっかり身に付けられるようにして下さったのだな、と思います。
毎週の課題に、フランス語のテープを聴いて、発音を練習するというのがありました。真面目にやっていると、O オという発音も、オとウが合わさったオなのか、微妙な違いか分かって来ます。
フランス語の暗唱テストもありましたし、聴く・発音するというのは、とても良いのですね。

そのお陰で、大学二年生でフランス語検定3級を取りました。その後、やってみたかったのがディクテです。
ディクテとは、フランス語の朗読を聞いて、それを文字に起こし、書き綴るテストです↓

聴く・発音する聴く・書き取る
この2つは語学学習において、最も良いように思います。
文法ばかり勉強しても、とっさに言葉が出ませんし、聞き取れなければ意味がないです。コミュニケーションになりません。
と言いつつ、結局、ディクテの勉強はしないままになってしまいましたが…。ガーンああ、やりたかった!


声楽を習い始めて、イタリア語の発音を勉強するために、イタリア語の朗読を聞き流しで聴いています。
単語の意味は殆ど分かりません。ですが、アクセントや抑揚、言葉のリズム感は何となく入って来ます。

勉強する余裕が無い時、聞き流し学習は役に立つ。
今の私には持ってこいの方法でありますウインク