何事も、その変化に魅力があるもんです。
特に、思いがけない急激な変化というのは、注目してしまいますね。
予想を裏切って、読者をドキリとさせてみたい、ドSな作者の私は、
作品の中に「変化」をどう持って来るか?
どのように変化を付けると効果的か?
という事を計算して書いています。
私の場合、無駄なシーンを切り落とし、なるべく展開のスピードを早く設定しています。
その中、見せ場や印象付けたいシーンはじっくりと見せ、速度を緩やかにします。この緩急の変化によって、より強調して行くのです。
印象的なモチーフを鮮明に丁寧に描いておき、それを後々、伏線で繋げて使う場合もあります。
モチーフの中で、一定のパターンを作っておきます。
例A→B→C
それをもう一度使って、読者に「あ、これは前にあった展開だ。次はこうなるんだろう」と予想させます。
そして、パターンの終わりに、予想外の展開をどーん!と持って来て、落とす。
ギャップ萌え的な発想です。
同じパターンを用いて、視点を変化させるのも面白いです。
キャラクターを変えたり、時代を変えたり。
変化するものと繰り返されるもの。
両方を効果的に活用することで、飽きさせない、盛り上がりのあるストーリーになるのではないか、と思います。
基本、自分が読みたいと思うものを、好き勝手に書いていますので、参考になるかは分かりませんが

飽きっぽいのか、最後まで読まずにおいてる本が幾つかありまして
間延びするな〜と思うシーンは即カットして、小説書いています。
