声楽の腹式呼吸の練習法の1つに、腰に息を入れる感覚を強化するトレーニング法があります。
要約すると一般的には身体の前側しか意識出来ていないので、後ろ側も使えるようになるトレーニングです。
で、これも人によってはとても大事な練習ですが、人によっては毒になる可能性も。
特に自分の身体の感覚を無視して、形だけに没頭していた昔の私のような人間にはとても危険。
なぜなら身体の声を聞かずに形だけに拘った練習を続けていると、だんだん呼吸が不自然になっていくのです。そこでうまくいかないのは練習が足りないのだと思い込み、そしてまた練習を頑張ると余計に連動がおかしくなっていく。。。
身体の後ろ側の開発がとても大事なことは置いといて、今にして思うと、当時は腰に息を入れる意識が強すぎて、肋骨をガチガチに固めて胸が全く使えていない状態というか。。。
要は不自然だったんですねwww
どんな練習法でも、自然から逸脱する場合は本当に気をつけなければいけません。
しかし難しいのは、目覚めていない身体にとっては何が自然かそうじゃないかは判断がつかないので、やはり適切な指導者は必要です。
しかし、そう簡単に近くにいない場合も多いものです。
そんな時は身の回りを探すしかありません。
そんな時、お手本にお勧めなのは。。。
「赤ちゃん」です!!
腰だけで呼吸している赤ちゃんは見たことがありませんwww
肩甲骨が硬い赤ちゃんも見たことがありません。
呼吸法や発声、特に声楽においては指導者は必須だと思います。
しかし時に何が自然で不自然か分からなくなった時は、ふと外に目をやってみると、身の回りにいる「赤ちゃん」や「動物」、「自然」などからヒントを貰えることは多いのかもしれません。
呼吸法開眼・ボイストレーナーkamin