不動堂
鞍馬山
京都
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最澄さん
全ての物事は
存在するということを認識することで
執着が起こりやすいです。
あるというだけで無く、
それを現実だと信じることで
現実への執着が始まります。
現実とは幻想です。
その中にある確かなのは
観察者である自分です。
人の思考は
特に力強く
説得力を持って、
あなたに現実は
全てこうして起こっていると
訴えるでしょう。
自分の思考でさえ
コントロールするのは難しい
現実と思い込む癖は
なかなか取れません。
その時
人の多い場所で
多くの人の思考を
自分の中に取り入れてしまうと、
なかなか自分を
取り戻すのは
難しいのでは無いでしょうか。
ひとりになるのが
常に最適とは限りませんが、
こうして町を見下ろす場所に
自分を置くことで
見えてくるものがあります。
私はどうしても
ひとりになる必要があった。
誰も来ない場所で
自分と向き合う時間が
必要だった。
ここで学んだことは
大変実りの多いことでした。
私はそれでも
真理まで
到達しなかった。
こうして
不動明王像を彫り
後世へ託しました。
不動明王が
全ての幻想を焼き尽くし
仏陀が見た景色を
見る人が現れることを
託しました。
私が残した
多くの施設やシステムは
後世への希望と
託す気持ちです。
あなた方が
真理に目覚めようと
その道を進む決心をしたなら、
仏像やお経が
きっとあなたを後押しするでしょう。
教団の中に居る必要はありません。
しかし私達が後世に託した
応援する気持ちと
期待は受け取ってください。
私達が道を志し
その後の道を
後世に託したこと
私達の歩んだ道のりで、
いくつかの明かりを見たこと
そこへ行き着くまでの方法は
後世に残したと思います。
その方法を取るかどうかは
あなた達の自由ですが、
こうしてひとときも
休むことなく
応援している気持ちは
是非持ち帰って欲しい。
真剣に我々が目指した道
これから
より多くの人が
その奥へ進むこと
その道の応援の為だけに
我々はこうして
絶え間ない支援を
行っております。
どうか
この応援の気持ちだけ
どうにか持ち帰り
ご自分の道に
励んでください。
あなたが我々を信じるように
我々もあなたを信じております。
きっと
全ては
整うでしょう。
きっと
全てが
叶うでしょう。
開祖というのは
孤独の中からのみ
発芽します。
ご自分の開祖として
応援を止みません。


