たまたま7年前の自分の歌録を聴いて、いろいろ気づいたことがあった。
ここ半年くらいの間に、ベッリーニ「oh quante volte!」の最後のカデンツが決まらないという演奏を3回くらい聴いた。
発表会である。
で久しぶりに歌ってみたらやっぱり決まらない!!
あれ、この歌はもう歌ったはずなのに。で、過去録を聴くと。声が、可愛くて、浅い所で歌っている。
子どもぽい声だ。
それで、カデンツもひょいと出せてかなり長く出せているではないか。
レチタチーボもカデンツも初めてのようなときだった。
だから、歌は下手くそです。
その頃は、侯爵様~のアデーレでも、ひょい!とDを出せていたのだ。
それから7年、発声を訓練してきたから、声は安定して少し深くなっている。
中音が出てきている。
音型によっては、Cが出しにくくなった原因は、そこにもあると気づいた。
口の周りの筋肉が弱くて、顎や喉で音程を取っていたり、口を動かし過ぎて変な発声になっていた。
変顔で歌っていたのも、良くなったので、これも成長の過程と受け止めたい。
もう一つ、今日聴きに行ったコンサート。
音楽教育を受けている方たちだが、指導をしたり、オペラに出たりはない方と、アマチュアの方たちだった。
思ったのは、やはりソルフェージュが大事ということ。楽譜通りにきちんと歌っていることは大事。
歌曲だと、ちょっと退屈になってしまうけど。
盛り上がりもなく、たんんたんと歌っていても、声の大小、動き、圧で表現できる。
ソロは特に歌ありき。歌がちゃんと歌えていないのに、演技的な動きをされると、それもあまり
合っていないような演技だと、マイナスのイメージになるということ。
怒りの歌だとしても、怒りの表情やポーズをするのは、違うのではないだろうか。
曲と歌、演奏を通してそれが伝わるように歌えたら。
まずは基本が大事ですね。改めてそう思いました。