冬の午後 | 80歳まで歌い続けたい!

80歳まで歌い続けたい!

中年世代から始めた声楽にはまっています。小説を読んだり、たまに書いたりしています。

午前中、カーブスにいくつもりでほぼ用意して、お茶までボトルに入れていたのに~

お天気も悪いし、うすら寒いのに負けて、掃除機かけただけでぼんやりしていた。

これではいかん、とラジオ体操とストレッチをする。

 

昔、20代後半から30代半ばまで、辛い日々が続いていた。

たぶん、主婦業とか、子育てとか、毎日同じことを繰り返すのが性に合ってなかったんだと思う。

それで、小説を書きつつ、乱読をしていた。

澁澤龍彦を読み耽っていたのもそのころで、「ビブリオテカ」という選書シリーズを

詩人の友達に借りて、次々に読んでいた。

その友人はランボーの影響を受けて、すごく感性の鋭い詩を書いていた。

どこに発表するでもなく、ノートに清書した詩編を読んで、唸った。

その感性は、鋭く、私にはないものだった。

 

彼は心の病で仕事はなかなか続かなくて、障碍者年金で生活していた。

母親の援助もあったかもしれない。安アパートに蔵書を積み上げていた。

高価な全集もの、画集、どんどん買ってしまうのだった。

衣食住にはお金をかけず、本だけが趣味だった。そんな彼だったけど、ちゃんと恋人はいた。

 

それで、気安く貸してくれるので、ついいろいろ借りていたのだと思う。

 

その頃の私が澁澤の文章を理解していたのか怪しいけど、頭の体操という感じだった。

日常からの逃避として、活字を追っていればそれで良かった。

 

今、何が残っているのかと思うけど、教室で役立っていることもある。

深くはないけど、浅い、薄い引き出しは沢山持っている感じかな。

10代から読み続けてきて、カスミを食ってたようなものだけど、その蓄積は少しはあるらしい。

いま、本物の知性や教養、芸術を感じさせてくれるような作家が減ったなあと思う。

最近は新作は殆ど読んでいないのだけど。

 

歌も10年以上続けてきたけど、持ち声は変えられないから、歌える曲は限られてしまうと、

クラシックの壁に突き当たっている。

でも、なんだかんだとチリツモでも、身についているのかもしれない。

今から、仕事やりまーす。