(+・w・)なにやらトップ項目に珍しくワインの見出しがあると思ってニュースを覗いてみると・・・?
日本人夫婦が南フランスで採算度外視でやっている農家が月収基準を満たしておらず国外退去を命じられてるとか。
この問題ね、ワイン好きな人だったらわかると思うけどフランスは昔からいちいち伝統を気にします((笑
つまりフランスはワインというものを自由に造る事を許さない国なんだよね。
フランス人醸造家でも自由なワイン造りに惹かれてカリフォルニアへ渡ったという人はいっぱいいる。
おそらく問題になってるのは周辺の農家と違う採算度外視という価格設定でやっているため周辺の農家のワインも売れなくなるという事だろう。
要は600円程度でやってるラーメン屋さんが立ち並ぶブロックに外国人夫婦がやってきて儲けなくていいからと、うちなら300円でもっと美味しいラーメンが作れるという店が出てきたらどうなるだろう?
まあ、他の商売としてやってる店は全部つぶれるだろう。
そういう基準は許しませんよって事、周辺の農家と同じ基準でやってねって話だろう。
フランスはこういう採算度外視ワインを嫌うのは昔からだ。
私がボルドーからナパに傾いたのも実はこれも関係している。
フランスはあくまでワインは大量に作って売って儲ける大昔から代々続く農家というお仕事なのだ。
ナパの最高級ワインなどは採算度外視で売る事を目的としておらずキャリアを引退した大富豪が趣味で自分の好みに合う世界一のワインを造りたいというコンセプトでやってたりするところが多い。
まあカルトワインなど言われてるよね、収量を落とし少量生産で造る豪華絢爛ワインである。
農家というより大富豪たちの趣味だから売れる売れないは関係ないのだ。
フランスはボルドー5大シャトーなどを見てもわかるようにかなりの大量生産数で造っている、あくまで売って儲けるものという考えだからだ。
だから地域で品種がひとつでも違うものが混ざっていれば、そのワインはその地域のワインとすら認められない、これがフランスワインだ。
自由には造れない、ワインの造り方以外にも色々と新しい事はするなとクギを刺している。
よくワインに詳しくない人やフランスワイン信仰が強すぎる人はワイン=フランスが1番と思ってる人が多いが、どういうスタイルをとる国なのか理解して言ってる人はあまりいない。
大雑把に言えば以下の2通りがある。
簡単に言えばフランス=京都みたいなもので、ビルの高さ制限もして昔の伝統を1番大事と考え引き継ぎも身内である家族代々で継承していき東京型の都市にはしたくないというスタイル。
ニューワールド=東京みたいなもので過去にとらわれず自由に造り、どんどん高層ビル群も研究して最新鋭を目指すがその代償として失うものは昔ながらの伝統というものである、というスタイル。
おわかりだろうか?
これはどっちが良いとかではなく重要とするスタイルの問題である。
ワインを造りたいと思っても国によってそのスタイルが違うので、自分の目指すものと違う思考がある場所でやるとなかなかうまくいかないのだ。
農家=商売と考えるフランスで採算度外視のスタイルはまあ波紋を呼ぶだろうね(^w^;)
希少価値や採算度外視は嫌うが名声だけは好かれるので、そういう価値を置く方々が反対運動を起こしてくれるというのもあるだろうけど。
個人的には私はパリスの審判で負けたのもフランスがずっと伝統という止まっているもので満足してしまっていたからかなと思う。
アメリカに負けた敗因はアメリカは最初は負けを認め、フランスワインが世界一と認め、だが最高ならその最高を超えるものを造ってやるにはどうしたらいいかと研究に研究を重ねたところにあると思うのだ。
今でもナパなどは次から次へと最新鋭の味わいが出てきている、そこに私はボルドーより惹かれたのだが。
何でも最高傑作に満足してしまったら進化はなく止まってしまう、ペトリュスが世界一ならペトリュスなんか超えるものをいつか造ってやればいいのだ。
最高傑作なら最高傑作をぶち壊してやれ!、そういう気持ちがないところはいつか必ず敗れる日が来るだろう。
パリスの審判の舐め切った時のように、2度目3度目の審判で熟成するのもわかって大恥かいた時のように・・・チャレンジをやめてしまっているところはそれで終わりなのだ。
まあでも、ワイン好きにはフランス信仰が強い人が多いのでワイン好きの前で私のような意見は言わないほうがいいかもね。
きっと、すぐにでもトラブルになるだろう((笑
私自身、あまりワイン好きと言われる人ともそんなに話が合わないのでね(^w^;)
私はそんなつながり必要ないのでズバっと言わせてもらうが((笑