5日間の瞑想修行が終わりタイを出国しました。
チェンマイの瞑想寺に行ってきました。

結論からいうと、かなりリフレッシュできたように思います。

海外に行くことができる時点で自分の場合は、
鬱とは言えないのでしょう。

ただ日本を出国する前は、ほんとに精神的にも体力的にも不調で
、家を出るのもめんどくさい感じだったので、
まさか海外に、しかも一人で行くなど思いもしませんでした。

タイの瞑想には「歩く瞑想」というのがあり、体調不良で
足腰が弱っていた自分には理想的なものでした。

瞑想寺に行ってしまえば、他人としゃべることは
ほとんどないので、自分の世界に入り込むことができます。

人とコミュニケーションを取りたくなければ黙っていればよいし、
目を合わせたくなければ、道を歩くときはずっと下を向いていてもよい。

食事、宿泊は寄付制で、ほぼ自分でスケジュールを決めることができ、

また宿は個室なので、極端な話、一日、自分の部屋に
閉じこもって寝ていることもできます(本当はダメなのかもしれませんが)。

実際、朝の4時に起きて、朝ごはんの6時まで瞑想をすることに
なっていましたが、自分は6時まで寝てました。

一生懸命やればより多くを得ることができるだろうので
やった方が良いと思いますが、そういうところも含めて
自分が決めるというのが、タイの仏教だと勝手な解釈をしています。


日本の禅だとかなり規律が厳しいのでそういうわけにはいかない
でしょうが。そういう意味でタイは鬱の人にも良いように思います。
(どちらが良いかはわかりません)

一日一回、寺のお坊さん(MONK)が瞑想を指導してくれるため
そこで話をする必要があります。

英語で話すことになるのですが、

自分は英語をそんなにしゃべれないことを伝えると、

それなりに対応してくれました。
 

MONKは一見怖い感じですが、話すとすごく優しい感じで
自分の片言英語に対応してくれました。

寺の周囲はほんとにのんびりした田舎という感じで、
人通りも少ないので、何も考えずに湖の周りをボケーっと
歩くこともできました。

現地の人は、瞑想修行のことをセラピーと言っていたので
結構、精神的に問題を持った人がいるのだと思います。

日本にもこういうところがあればよいのになと思いましたが
仏教が根付いているタイだからこそなのでしょうか。

タイに行けば良いのですが、そこに行くまでの障壁が大きい。
特に空港でのやり取りがめんどくさい。

(特に今回は上海経由なのでめんどくさい)

現地に入れば、多くの場合は解放された気分になりますが、
いろんな意味でストレスもあるので、そう簡単にはいかない
部分もあるのかもしれません。

ただ歩く瞑想は、タイ、日本関係なく
人のいない河原でできそうです。