Rollingstonesの新しいアルバム「Hackney Diamonds」がリリースされましたね。

私はサブスクで聴いているので、解説文とかは無しなのでさみしいです。

以下、評論家きどりの私の感想です。

 

18年ぶりのアルバムらしいけれど、なかなか聴きごたえのある作品が詰まっています。前作「A BIGGER BANG」は、がっかりだった。多分10回は聴いていないと思います。

 

今回は30代プロデューサーを迎えての録音ですが、これが、はまったのか新しいストーンズの始まり(?笑)と思える出来映えです。

 

でも、だが、しかし、なんか違う。

 

ミック・ジャガー80歳。80歳の歌声とは思えない張りのある力強い歌はまさしくロックンロールなのですが、なんか違う。

それは、リズム隊に原因ありですね。

 

ビル・ワイマンはとうにやめてしまい、チャーリー・ワッツは数年前に亡くなってしまいました。代わりのダリル・ジョーンズや力強いドラマーのスティーヴ・ジョーダンはもちろん申し分ないプレーヤーですが、ストーンズの「音」はやはりチャーリーとビルのあの「のり」があってのものだと思います。言葉にすると『ブンブン、ドタドタ』のリズムですね。

そうそう、確か1曲だけビルとチャーリーが演奏している曲がありました。だいぶ前に作られた曲なんでしょうか。

 

なんか違うバンドのオケにのって歌うミック・ジャガー。

これは、ストーンズではない!

いや、いや、新しいストーンズだ!

 

キースの「Sus4」は健在だけど、荒々しい感じはなくなり、これもまた「今風の」キースになってしまった感じです。

ロン・ウッドのギターもだいぶコンソールでいじられてしまった?笑

なんとポールマッカートニーがボーカルではなく一人のベーシストとして演奏していたり、エルトンジョンも地味に加わっています。レディーガガは大物感が漂い、ミックとの息もピッタリ合っています。

 

最後の曲は「Rolling Stone Blues」

ミックとキース二人だけ演奏です。

なんか暗示的なラストだなあ。

これが最後のアルバムなのかも。。

 

ミックとキース、この人たち凄すぎますよ。

まだまだこれからもロックンロールしてほしい!