2016年4月20日(水)天気
スポルティバトランゴは2足目になる。1回ソール張替もした。お気に入りの登山靴である。
一言でいえば地下足袋の様な感じで吸い付くように登山道を歩ける。欠点はソールの耐久性だろう。冬靴はネパールを履いているので実質1年間で8カ月使用して2シーズン持たない。ビブラムムラツはすぐに減ってしまう。噂によるとキューブやアルプエボのソールも消耗が早いらしい。2年で買換えは早すぎる。愛着がわかないし財布にも痛い。他の登山靴も検討してみよう。
オールレザーの靴は手入れをすれば光るみたいだが布製の靴の方が好みだ。山岳ガイドのミキヤツ登山教室を参考にした。トランゴの様な靴は小さなホールドに立ちやすいので岩を登るにはいいが硬いソールが下りでは凹凸を吸収できずにすべりやすい。マッターホルンのようなヨーロッパアルプスを歩くのに適している。ネパールがあるのでコバは要らない。トレックマイクロエボにしてみようと、去年お店に問い合わせをしてみたらすでに全て売り切れていた。いつ入荷するのか待っていたらトレックマイクロはモデルチェンジでオメガGTXになったが日本に入荷は未定のようだ。
スカルパのカタログを見ていたらコバ無しではクリスタロGTXが目についた。昨年より価格を下げて27,500円である。トランゴと比べてお手頃価格だ。失敗したらショックだが一度スカルパを履いてみよう。
ちなみにサイズはトランゴEU42,ネパールEU43,クリスタロEU41である。
スポルティバのインナーはペラペラで使う気にならないがクリスタロのインナーは低反発ウレタンを使用しておりしっかりした物だった。このまま使用することにした。
本日、天狗岩・烏帽子岳に登った。靴の慣らし無く出かけたので最初の1時間は少し痛かった。踵がほんの少しおさまりが悪い。トランゴの踵の収まりは最高であった。改めて比べるとスポルティバはハイテクだ。3Dフレックスシステムやインパクトブレーキシステムがあると無いでは大違いだ。スカルパはオーソドックスな感じがする。
南牧村のホームページでアカヤシオ(ひとつばな)は7分咲きであったがちょうどいい感じで咲いていた。満開になると散るのが早いので早めに行った方がいい。
烏帽子岩の後は車で二子山に移動して上級者コースから東岳へ。ソールの硬さはトランゴと
あまり変わらない。新品のビブラムペンタックストレットのグリップ力は力強い。
後は何年安心して使えるかだ。