

行程
西穂高口(9時15分)→西穂山荘(10時2分)→西穂丸山(10時13分)→独標(10時46分)
プラミットピーク(11時17分)→西穂高岳(11時47分)→プラミットピーク(12時52分)
独標(13時8分)→西穂山荘(13時50分)→西穂高口(14時33分)
距離7.9km 総移動時間5時間17分(休憩時間含む) 累積標高910m 平均速度1.4km
今年の夏は天候不順が続きアルプスに行かなかった。計画書だけが増えていく。19日は天気
マークで休みが取れる。足の具合が良くないので本当に歩きたい20km累積標高2000mの
山は控えておこう。ロープウェイでの西穂高岳なら行けそうだ。奥穂高岳は穂高岳山荘から縦
走する予定だった。独標は冬山登山用に考えていたが、急きょ夏山の予定に変更して松本IC
に向けて車を走らせた。

7時ごろには新穂高温泉に到着していた。途中の登山者用無料駐車場はまだ空きがあった。
鍋割高原駐車場に車を停めればよかったが、なぜが新穂高温泉駐車場に停めてしまった。
その判断は大失敗だった。500円で済むところを1000円かかってしまった。
新穂高発の1番最初に並んでいたが、しらかば平発は観光客が多く満員で次の発を待たなけ
ればならなかった。ザック6kg以上は追加料金がかかる。計ってみたら11kgあった。良い商
売だ。長時間の車の運転とロープウェイの混雑でストレスを感じてきた。
山頂駅展望台に寄ってみると快晴の青空で360度のパノラマが広がっていた。観光客もこの
展望を期待して始発に乗ってきたのか。
樹林帯の緩い登り坂が始まる。気温は低いと思っていたが天気がいいのでジップシャツ一枚
でちょうどいい気温だ。
西穂山荘のベンチで汗を拭い水分補給した。山荘の人が久しぶりの快晴だと言っていた。
そこから独標に続くガレ場の登り坂が青空のもと確認できる。冬は凍り付いているのだろう。
岩がゴロゴロしている。下りは浮石で滑らないように注意が必要だ。
これから向かう西穂高岳を見ながらコーヒーを飲んでパンを食べた。
休憩後、西穂高岳を目指す。ここからヘルメットを装着した。無料レンタルしているという記事を
目にしたことがあったので自分のを持って行った。ヘルメット装着率は40%位か。
青空を隠すように少しづつ雲が広がってきた。変わりやすい稜線の天気だ。青空を少しでも
堪能できたので満足だ。ガレ場の上り下りは慎重な行動が必要だが、それ程難易度は高くな
い。しかしミスは許されない。滑落したら致命的だ。
山頂から少し離れたところで湯を沸かしカップ麺を食べた。湯を沸かす間にパンを食べていた
が、今日は何故だがカップ麺が美味しくない。独標でパンを食べてまだ1時間しか立ってい
たなった。少し食べすぎたようだ。パンまらまだ残せたが、カップ麺は残すことができない。
無理やり口に押し込んだ。満腹では動くことがしんどくなる。
帰路は気が抜けない下りが待っている。
ここから先の天狗岳やジャンダルムはさらに難易度が上がるのだろう。ここから眺めていると
どうしても行きたい訳ではなく、十分だという気持ちにもなる。
お腹がちょっと張ってしまったが戻るとしよう。下りでは更に慎重な行動が必要だ。独標からの
登山者も増えてきている。
西穂高岳方面を振り返る。午前中と比べると大分ガスが出てきた。
独標からのガレ場の下りでコケそうになった。下りは少し訓練が必要だ。
樹林帯のコースで多くの登山者とすれ違った。西穂山荘に泊まるのだろう。
西穂高口で登山は終わった。山頂駅ショップでウロウロしていたら45分のロープウェイ
に乗り遅れてしまった。次の出発は15分だ。
展望台に来てみると朝の景色とは全く違っていた。この景色で記念撮影を勧めるは如何と
思うが。
帰りのロープウェイは第一ロープウェイが混雑していた。
新穂高温泉駅でわさび入りソフトを食べた。これで今年の夏は終わった。
今度は紅葉だ。