


梅雨入りから強い雨の日が長く続いた。山では土砂崩れが心配だ。
平標山は初めてなので天気の良い日に登りたい。関東地方は晴れたようだが三国峠付近では
新潟からの雨雲と強いガスで一日中冴えない天気となってしまった。
行程
三国トンネル(6時7分)→三国峠(6時39分)→三国山(7時13分)→大源太山(8時36分)
平標山の家(9時14分)→平標山(9時49分)→仙ノ倉山(10時22分)→平標山(11時6分)
平標山の家(11時29分)→三国山(13時19分)→三国トンネル(14時10分)
距離20.1km 総移動時間8時間2分(休憩時間含む) 累積標高1845m 平均速度2.4km
【赤予定ルート 紫GPSログ】
一昨日から右の尻が痛い。腰痛が原因と思うがネットで調べてみたら坐骨神経痛の
症状だった。あちこち痛くて情けない。関節でなく神経痛なら大丈夫だろう。
関越道月夜野ICからR17で三国トンネルを目指した。関越を走っていた時は晴天だったが、
三国トンネルに近づくにつれてガスが出てきた。トンネル付近の駐車スペースは現在工事で使えない。
トンネル脇の登山道入り口から三国山を目指す。汗が出てくるがガスでひんやりしてくる。
左の森の方から得体のしれない獣の鳴き声が聞こえる。猿のようだがよくわからない。
念のために笛を吹いて歩いた。
三国峠の神社付近でコースミスを2回した。標識が目立つところに出ていない。神社の右裏側
に三国山への登山道がある。
直ぐに木道に変わった。蹴上がそれ程高くなく歩きやすいと感じた。しかし帰りは階段地獄を
味わうことになった。
三国山頂で写真を撮ったらしたらおじさんが写りこんでしまった。ガスで何も見えないので先を
急ぐことにしよう。
大展望を期待したが又ガスが出てきた。思ったほど開けていない。
ここでコーヒーをいれてメロンパンを食べた。平標山の方向はまだガスが出ている。猿ヶ京の
方面を眺めた。
雲の流れが速い。早くガスが取れてくれ。雪解け水が沢を流れる音が聞こえてきた。
平標山の家に到着した。大源太山から1時間も歩いていない。スルーして山頂を目指そう。
クマ笹の中の木道を歩く。パラパラ雨が降ってきたようだ。すぐ止めばいいがカッパを着るのは
面倒だ。
さらにガスが強くなってきた。少し肌寒い気もする。早めにザックカバーを付けて方がいいのか
悩みどころである。
仙ノ倉山頂では更に何も見えなくなった。皆ここでお昼にしていた。ここでは食べる気が
しない。お昼は平標山の家にしよう。雨脚が強くなってきた。ザックカバーとカッパの上着を
装着した。
平標山の家でカップ麺とメロンパンを食べた。冷たい湧き水も湧いている。平標山は新たな
ガス雲に覆われていた。
三国山方面の雲が取れてきた。山頂の展望が期待できるかもしれない。道が狭いところで団
体とすれ違ったが指導者の指示が良くスムーズにすれ違いができた。
後は三国トンネルまで戻るだけである。しかし木道を下っていくと突然スローダウンした。
体が階段下りを拒否し始めた。膝や足首に負担がかかり下りで使う柔軟さが無くなってしまった。
木道はやはり体の負担が大きいのだろう。
分岐の神社が見えてきたが突然のスローダウンでかなり長く感じた。長い木道は苦手だ。
注意しよう。
駐車場まで戻ると気持ちのいい青空が広がっていた。ヤマレコを見てみると今日天気が悪
いのは谷川岳方面だけらしい。長く続けていればこんな日もある。