2014年5月28日(水)天気時々

奥多摩三山と二子山~丸山のロングコースを歩いてみて、このぐらいでロングは」終わりかなと

思ってヤマレコを見ていたら雲取山~飛龍山の記事が目に付いた。歩くなら今しかない。そこ

でロングトレイル第三弾は雲取山~飛龍山を歩くことにした。

行程

鴨沢BS・P(6時10分)→小袖(6時35分)→七ッ石小屋(8時18分)→七ッ石山(8時40分)

奥多摩小屋(9時11分)→雲取山(9時47分)→狼平(10時57分)→三ッ岩(11時52分)

飛龍山(12時40分)→前飛龍山(13時32分)→熊倉山(14時20分)→サヲウラ峠(14時45分)

丹波天平(15時12分)→丹波天平登山口(16時22分)→鴨沢BS・P(16時53分)

距離31.4km 総移動時間10時間44分(休憩時間含む) 累積標高2588m 平均速度2.8km

【赤予定ルート 紫GPSログ】



鴨沢BS・Pには1台しか空きがなかった。工事車両が止まっている。5月の天気予報は当てに

ならない。今日も薄日の中でスタートした。鴨沢から雲取山のコースは三峰神社からのピスト

ンい比べればだいぶ楽だと思っていた。しかし小袖に向かうコンクリート製の道は急斜面で、

蒸し暑くてやけにきついと感じた。



雲取山ピストンなら小袖に車を停めたほうがいいかもしれない。



歩き初めが蒸し暑くて汗が噴き出てきたが高度を上げていくと、それ程暑さは感じなくなってき

た。蒸し暑いままだと長い距離を早く歩くことは困難になる。



先はまだ長い。七ッ小屋で水分補給とSOYJOYを食べた。休憩していると七ッ小屋の女主人が

携帯でお祭りのサスケさんと話をしていた。何やらかなり揉めてるみたいだった。


イメージしていた緩やかなコースとはだいぶ違った。


七ッ石山から開けた道になる。一旦鞍部まで高度を下げていく。



雲取山まで稜線が繋がっているのが見える。


雲の切れ間から一瞬太陽が顔を出す。開けていて奥多摩らしい登山道だ。


ヘリポートの先にテントが2つ張ってあった。


直登りに対して巻道もあるらしい。まだ元気なので景色がいい本コースを歩いた。



避難小屋が見えた。頂上はその先だ。



良い時間で山頂に到着した。少し雲が多いいが太陽も顔を出している。三峰コースと比べると

少し勾配が緩やかで時間も短く感じた。



山頂でコーヒーをいれてメロンパンを食べた。方位盤で和名倉山を確認すると山頂方向は合っ

ていた。


三ッ山を確認する。雲取山からかなり高度を下げていくので登り返しが大変だと考えていた。



太陽光線が厚い雲で隠されるとガスが出てきて少しひんやりしてきた。クマ笹の登山道はあま

り人が入らずに踏み跡がうすい。狼平を抜けてそろそろ三ッ山にアタック開始かと思ったが

頂上は通らずに登山道は巻いている。少々のアップダウンがあるだけで尾根に乗っていない。




飛龍山到着までまだ時間がかかりそうだ。無理をするとシャリバテになる。

三ッ岩でお昼にしよう。



マツモトキヨシのカップ麺とメロンパンを食べた。雲が出ているので気温が抑えられて稜線では

ちょうどいい感じで汗がそれ程出ない。

この先に鹿の死骸があり現在土に帰っている処なのでかなりの悪臭が立ち込める。

速やかな移動が必要である。土にかえるのにはまだ相当時間がかかりそうだ。



標識に何も書いていない。DIY GPSで確認してクマ笹の方向に進む。尾根に乗るので

間違いなさそうだ。



飛龍山の山頂標識がひっそりたたずんでいる。和名倉山のように山頂展望はない。



深い森の道だ。和名倉山より森が深いかもしれない。迷わないように注意したが一度コースを

見失い10分ほど森をさまよってしまった。又DIY GPSを使い本道に復帰した。



飛龍権現まで出れば安心だ。サヲウラ峠方面で前飛龍山を目指す。



所々シャクナゲが花を付けていた。



前飛龍山の岩で休憩をいれて水分補給とグリコのポテトクラッツを食べた。ポテトクラッツは塩が

効いていておいしいが暑い時期ではのどが渇くかもしれない。ビールも飲みたくなる。少し変え

てみよう。



正面の尾根を登山口まで下らなくてはならない。前飛龍山から岩場の急なくだりが続く。長距

離で膝がやられていたらスムーズに下れない。今回のコースの核心部となった。



まだまだ膝も持っているなと思い歩いていたら、左の膝が下りで体重を乗せると少し痛くなって

きた。長い距離を歩いている。そろそろ限界が近づいてきたのか。何とか最後まで持ってもらい

たい。



サヲウラ峠では休憩を入れずに丹波天平で休憩を取ることにした。



アカマツやブナの木など美しい森が続く。一度秋に訪れたいものだ。



丹波天平道標で最後の休憩を取り水分補給をした。歩き出して下りで膝はどうかと様子をみた

が痛みが出てこない。最後までしっかり歩けそうだ。今年の大雪で道がかなり崩壊している。

廃屋付近のトラバースは慎重に歩かなければならない。高度を下げていくとだんだん蒸し暑く

なってきた。



不思議と膝の傷みが再発することなく登山口まで到着できた。あとは舗装路を鴨沢BS・Pまで

戻るだけだ。



シャリバテもなく順調な山行だったがここで家に着くころにお腹が減る予感がしてきてSOYJOY

を食べた。一回シャリバテになるとどんなに食べても回復するのに2~3時間かっかてしまう。



舗装路歩きが暑くて大変だったが無事に鴨沢BS・Pに戻ってこれた。

ペースを落とすことなく安全に歩くことができた。これで5月のロングトレイルは完了した。