2014年5月14日(水)天気時々

谷川岳馬蹄形の事前トレーニングとして奥多摩三山縦走を目指した。

ゆっくり楽しみながら歩きたかったが、初めのヌカザス尾根から古傷の右足首に鈍い痛みが

出てきてしまい終始痛みを伴いながらのきつい山行になってしまった。

行程

奥多摩駅(バス)⇒小河内神社BS(6時8分)→ヌカザス山(7時49分)→三頭山(8時52分)

月夜見山(10時36分)→御前山(12時9分)→大ダワ(13時36分)→大岳山(14時47分)

鍋割山(15時41分)→大楢峠(16時25分)→鳩ノ巣駅(17時33分)⇒(電車)奥多摩駅

距離28.5Km 総移動時間11時間24分(休憩時間含む) 累積標高2732m 平均速度2.5km

【赤予定ルート 紫GPSログ】

ゴールデンウイークに歩こうと考えていたコースを決行。今日は最高気温が28℃の予想である。

祭日のダイヤならば6時5分の鴨沢行のバスに乗るのに鳩ノ巣の無料駐車場に車を停めて電車で

行けるが、平日のダイヤは5時40分の鴨沢行でその後は7時の丹沢行だ。小河内神社まで車

で行くなど色々な手段が考えられるが奥多摩駅付近で駐車場に車を停めよう。


ネットで調べるとタイムス奥多摩町役場駐車場が便利そうだ。平日の最大料金は800円である。



予定通りに5時40分発のバスに乗ることができた。乗客は他に誰もいない。



小河内神社でバスを降りる。今回の楽しみの一つにしていたドラム缶橋を渡った。少し揺れて

風が良く吹く抜けていた。



ドラム缶橋を渡り少し左方向から舗装路に出る。ヌカザス尾根は2年続けて真冬に12本

アイゼンを装着して登っている。冬山の練習コースである。冬に比べれば楽だろうと考えて

いたが大きな間違えだった。



歩き始めから古傷の右足首がジクジク傷んだ。その後足の指から足裏全体が痛くなってきた。



新緑と鶯の鳴き声を楽しみながら歩きたかったのに、このままでは全行程歩くのは難しい

かもしれないと考えると、だんだんネガティブになってきた。



まだ時間が早いので三頭山は貸し切りだ。登山口からヌカザス尾根経由で2時間25分掛かった。

私的な奥多摩三大急登りの一つだ。



右足が痛いのは治らない。ロングコースでガス欠にならないようにコーヒーを淹れて、あんドー

ナツを食べた。




小さなアップダウンが続く。登り返しは結構きつい。



月夜見山付近で登山道から奥多摩周遊道路に出たり入ったりする。



名前が格好いいので登ってみたが特に展望はない。周遊道路をそのまま歩いて月夜見第2

駐車場に出てもいいかもしれない。



三頭山から御前山の区間がとにかく長い。



コースが尾根と巻道に分かれるが今日は積極的に巻道だ。



御前山付近の岩場は歩いておこう。この裏が頂上ではなくてもう少し歩かなければならない。



御前山山頂に到着した。いつもの避難小屋でお昼にしよう。




いつもの避難小屋でお昼にした。右足の傷みがひどく為に登山靴と靴下を脱いで休憩していた。

暫くすると5名くらいの団体が到着した。行儀が悪くてすみません。

右足の登山靴の紐をきつく締めなおして歩き出した。痛みは変わらないがペースは落ちていない。



大ダワから鋸山経由で奥多摩駅の戻れる。大岳山に向かうかエスケープするか悩んだ。

右足の傷みは治まらないが、酷くもならない。ペースも変化がない。他のハイカーを見ていたら

大岳山まで行きたくなった。



大ダワから大岳山まではやや緩やかなアップダウンが続く。コースは全体的に樹林帯で眺望が

ないが直射日光にも当たらないので余分な体力の消耗が少ない。

水分補給をしてソイジョイプルーンFeプラスを一本食べた。



鍋割山からはいつものバリエーションルートだ。あとどのくらいで鳩ノ巣駅に到着できるのか

考えていた。



鍋割山から大楢峠まで2kmあるので少し時間がかかる。



後は下るだけだ。下っていくと川のせせらぎが聞こえてくる。すると新しい道路が登山口まで

伸びていた。ロッククライミングの越沢バットレスの近くのようだ。



アイホンで鳩ノ巣駅の電車の時間を確認すると5時35分発がある。少しペースを上げないと

間に合わないがさすがに少しつらくなってきた。



5時33分に鳩ノ巣駅に無事に到着して奥多摩駅まで行き駐車場に戻ってきた。

こんな状態では谷川岳馬蹄形は無理だ。足を直して体調をベストにしなければならない。

直射日光対策も必要だろう。実行するか延期するかフィフティーフィルティーだ。