
帰路の関越道。水上ICの温度計を見てみたら22℃あった。いくらなんでも気温が高すぎる。
登り始めから雪の状態は緩く何度も足を踏み抜いた。昨年から登りたかった冬の白毛門。
ベストなシーズンは難しい。往路の松ノ木沢では情報を良くいただいているTomoさんにお会い
することができました。
行程
土合駅(6時19分)→松ノ木沢の頭(8時35分)→白毛門(9時34分)→松ノ木沢の頭(10時42分)
白毛門登山口(12時18分)→土合駅(12時31分)
距離7.6km 総移動時間6時間12分(休憩時間含む) 累積標高1067m 平均速度1.2km
土合駅に車を駐車させた。あと1~2台しか止められないだろう。それにしても皆どこに行くのか
気になった。準備をしていると女性ハイカーにどこまで行くか聞かれたので「白毛門です」
と答えた。昨年は松ノ木沢の頭過ぎで踏み跡が無くなってしまい登頂を断念したらしい。
すぐに追い抜かれるから安心だと言って先発されたが追いつくかどうかは歩いてみないと分からない。
駐車場は雪で覆われていて駐車するとはできない。ヤマレコでチェックした怖い鉄橋の処で先行の
女性ハイカーがアイゼンを装着していた。橋には雪がないが下りるのが少し厄介そうだ。
ここでアイゼンを装着しよう。するとここでもう一人のハイカーがピッケルを使い橋を渡り先行
していった。これで頂上を目指す人が3名になった。
雪の状態は最悪だった。踏み抜き地獄でズボズボはまる。高温で汗が吹き出し容赦ない急坂が続く。
体が重く感じる。ラッセルではない。ただ根性だけだ。先行のハイカーは半そでになっていた。
途中BCスキーの3名に道を譲ってもらった。その後スタート時に一緒だったハイカーがアイゼン装着
でストップしたので私が先行することになった。正直きついだけで全然楽しめない。
松ノ木沢の頭で休憩をしようと思い頑張って登ってきたらどこが松ノ木沢か分からずに
ジジ岩ババ岩が見えてきた。そして後ろを振り返ったら誰もいなかった。おかしいと思う同時に
少し不安になってきた。
谷川岳の方は雪質はどうなんだろう。
多分岩の向こう側が白毛門だろう。ここからはやたら急坂に見えるが登っていけば大したことは
ないと思い水分補給のみで山頂のコーヒーを楽しみにすぐに歩きだした。
亀裂を慎重に超えていく。山頂付近に近づくと風が強く吹いてきた。いつものことだ。
山頂がよくわからなくて先に進んだら高度が下がってきた。どうやらさっきの標識が山頂らしい。
標識まで戻り暫く景色を堪能していたが風が強いのでいつものコーヒーを飲む気がしない。
少し下りて来たところでスタートで一緒だった人たちを発見した。何となくうれいいね。
すれ違い様に情報交換をした。
松ノ木沢の頭でベテランハイカーが休憩していた。コーラの小さいのがおいしそうだった。
粉でアクエリアスを作ってロールパンを食べた。少し話をしているうちに何か見覚えがある
気がしてブログをやっていないか聞いてみたところ、情報をもらっているTomoさんだということ
が判明した。
下り坂は登りより酷く足を踏み抜いて抜けなくなり数回尻餅をついた。これはどうにもならない。
あと実は下りで少し頭痛がしてきた。原因は又直射日光にやれれて顔と首が真っ赤に
なってしまったからだ。毎度のことで情けない。
団体とすれ違ったけどどこまで登るのだろう。ワカンシューを装着してみたが全く役に立たなかった。
装着しないほうが良かったかもしれない。
コーラを飲まないとのどの渇きが止まらない。
4月になれば新緑の山が待ってるかな。