
春の連休2日目。遠出をしてみようと1月に撤退した赤岳を目標にした。
朝3時00分に自宅を出発して中央道に車を走らせる。

5時過ぎに美濃戸口に到着するとなんと満車状態で車が停められない。

ほとんどが前日からの泊り客で車の移動がなかった。少し離れてもいいから駐車場がないか探し
たが見つからない。既に路肩に停めている人も見受けられる。今日は15時に戻るために早め
にスタートする筈だったが不可能になった。路肩に停めることもできるが地元の人の迷惑になる。
予定を変更してすずらん峠から蓼科山に登ってみよう。
行程
すずらん峠駐車場(6時23分)→蓼科山(8時19分)→すずらん峠駐車場(10時14分)
距離6.7km 累積標高829m 行動時間3時間51分(休憩時間含む)平均速度1.6km
【赤GPSログ】
すずらん峠駐車場の混み具合が気になったが到着したらまだ数台余裕がありそうだ。
地形図はiphone DIYGPSに入っているのを使おう。赤岳はまた別の機会に行けばいい。
昨日は北風が強かった。ここは穏やかで天気も快晴だ。
駐車場裏から歩き始めるとすぐに巨大な熊棚をが目についた。かなりでかいね。
最初はつぼ足で歩き始めた。斜面で12本アイゼンの取り付けの練習をしよう。
昨年はできなかったが今では2重手袋をしたままで速やかに装着ができるようになった。
蓼科山といえば山頂まで延々と続く急斜面。息が上がらないように注意をしよう。
脹脛が少しやばいが多分山頂まで持つだろう。
一度斜面が緩くなって林の中から蓼科山が見えるがまだまだ林間コースの急登りが続く。
昨年とは12本アイゼンの使い方が違う。足首が悪いので常に軽く蹴りこんで前詰め4本を
効かせてまっすぐに足を置いている。
今日は頂上でワカンシューの練習でもしてゆっくり過ごす予定であった。
しかし頂上に着いたとたんに北西の風が吹く荒れていて非常に寒い。
フードを被るがまだ寒くバラクラバが必要かと一瞬考えた。でも頂上一周はしておこう。
浅間山も真っ白だ。
強い風で時々雪が舞い上がる。
時間に余裕があるので寒い中サーモスのお湯でコーヒーを入れて一息ついた。
貸し切り状態を楽しんでいたがそろそろ下山することにしよう。
どんどんハイカーが登ってきた。団体もいる。チェーンスパイク、6本12本、ストック、ピッケル
人それぞれ様々だった。頂上の様子を話した。
かなり手前でアイゼンを外して踵からのステップを練習したが中々雪が固いと中々刺さらないね。
これで終わりなんだけどワカンシューの練習がしたくて地図も確認せずに裏山に登ることにした。
時間はまだたっぷりある。
おまけの【八子ヶ峰】
ザックをトランクに入れてワカンシューとストックの身軽な格好で裏山に出かけたら登山道も
山頂の名前もありました。
行程
すずらん峠駐車場(10時32分)→八子ヶ峰(10時47分)→すずらん峠駐車場(10時58分)
距離1.6km 累積標高144m
道路の反対側の山が気になって登山道がなければワカンシューで適当に稜線に乗って頂上を
目指すつもりでいた。
ザックがないので身軽で体が軽い。
あっという間に峰に到着したら、先ほど登った蓼科山が綺麗に見えた。
白樺湖からのトレッキングの人もいる。
帰りもあっという間だ。特にワカンシューは必要なかったかもしれない。
渋滞の前に家路に着けそうだ。