2013年1月4日(金)天気吹雪
お気に入りのスポルティバトランゴGTXでは厳冬期の2000mは厳しすぎるとICIの店長に言われました。
冬用登山靴とハードシェルアウターは次のシーズンになる予定です。
2013年最初の山登りは冬登山入門コースの赤城山に行ってきました。
行程
おのこ駐車場(7時51分)→黒檜山登山口(8時26分)→黒檜山頂(9時46分)→駒ヶ岳
→おのこ駐車場(11時19分)
距離5km 総移動時間3時間11分 累積標高645m 平均速度1.5km
1月1日から3日にかけて西高東低の冬型の気圧配置となり日本海側では大雪でした。
4日から穏やかになると思っていたら今度は上空に今年一番の寒気が入り厳しい天候の予想です。
赤城山ポータルサイドで調べてみたら積雪は20cmで路面は凍結している模様です。
県道4号線を北上します。大沼15kmくらい手前から積雪が目立ってきました。
40km以下で走行します。ブレーキを踏んだらABSが作動して軽くお尻を振りました。
さらに慎重に車を走らせておのこ駐車場に到着しました。この時点でかなりテンションは下がっています。
気温は-12℃でかなり吹雪いています。トイレに向かうと準備中のハイカー1名とすれ違いました。
駒ヶ岳方面に向かったようです。大沼でも歩いてみようと車の中で準備を始めました。
ハードシェルジャケットは持っていないので合羽です。手袋はウールのインナーにもう一枚防水のアウタ
ーを着けました。バラクラバを持っていたので装着してゴーグルを着けました。結構準備に時間がかかり
ます。寒すぎる場合はすぐ戻って来ることにして、おのこ駐車場を出発しました。
まずはチェーンスパイクを装着します。新たに購入したストックも準備しました。
始めてきたのでどれが黒檜山か分かりませんが吹雪の中でうっすら見えました。
晴れていれば赤城神社でゆっくりお参りする予定だったのですが、吹雪の中なのであきらめました。
バラクラバとゴーグルのお陰で視界は良好です。チェーンスパイクでザクザク歩いていきます。
黒檜山登山口入口までゆっくり歩きました。寒くありませんが爪先が少し冷たいくらいです。
ここでチェーンスパイクを脱いで初めて12本アイゼンを装着します。どんな具合なのでしょう。
登山口入口の急坂をストックも使い登っていきます。登りでは特に違和感は感じられません。
強力なグリップで調子がよさそうです。少しからだが温まってきたのでゴーグルを外しました。
そしたら眼鏡が凍って前が見えません。ゴーグルを戻しましたが換気がうまくいかず曇ってしまい
使い物にならなくなりました。大失敗です。最初は踏み跡があったのですが雪に埋もれて見えなくなって
しまいました。稜線を登るしかありません。登りの途中で5人組のグループにすれ違いました。
これは「ラッキー」と思ったのですが吹雪でトレースが残っていません。2重グローブで手は温いですが
その上にiphoneの操作用にタッチパネル対応のグローブを一つ着けていたのですが、これは失敗です。
力が入らないのでタッチパネルが反応しません。グローブを外したくはなかったのですがそろそろGPS
で現在地を確認したくなりました。すると予定とおりに登っていました。
間違ってたらそのまま引き返す所でした。黒檜山頂上を目指します。
頂上にはもちろん誰もいません。貸切状態ですが吹雪いているので写真だけ撮り
いつものロイヤルミルクティーはあきらめました。
誰もいませんが後は周回なので少し気持ちに余裕が出てきました。
雪が深い所では膝ぐらい沈み込みます。すぐ近くの鳥居を通過しました。
本当のラッセルは大変でしょうがここでは踏み込めば何とか前へ進みます。
下りになると2回くらいアイザンを引っ掛けてしまいましたがストックで上体を立て直します。
駒ヶ岳ヶはどこかは分からなかったです。ブログでチェックしていた鉄の階段が出てきました。
2箇所あります。
適当なレイヤリングで吹雪の中、全く寒さを感じることはありませんでした。
しかし-20℃を越えると厳しいでしょう。体が温まっていたおかげで足の爪先も冷たくならずに
すみました。無事に戻ってきましたがまだ凍結道路の運転が残っています。
下り坂では標識通り30km以下で走りました。ガードレールを見るとぶつかった後がたくさん
見受けられます。特にスリップすることなく15km区間を通過することが出来ました。(^-^)/