2012年10月27日(土)天気のち
山頂
紅葉前線登山が進んでいません。今週は季節の変わり目で風邪をひいてしまいました。
瑞牆山に行きたかったのですがヤマレコで調べてみると土日の駐車場は6時に9割埋まるようです。
風邪後のリハビリを兼ねて比較的楽なコースの車坂峠から前掛山一周をすることにしました。
曇りのち晴れの予報でしたが、途中から小雨が降りだし視界は3mで展望は全くなく、前掛山頂上ではみ
ぞれが降ってきてまるで修行僧の荒行のような山行となりました。〔良い写真は一枚もありません〕
行程
アサマ2000パークP→車坂峠→トーミの頭→黒班山→蛇骨岳→仙人岳→Jバンド→賽ノ河原→前掛山
→賽ノ河原→火山館→トーミの頭→中コース→車坂峠→アサマ200パークP
距離15.4km 総移動時間5時間46分 累積標高1342m 平均速度2.7km
いつもの車坂峠裏の駐車場に車を停めようとするとスタッフジャンバーを着たおじさんから
関係者かと言われたので違うと答えるとホテルの駐車場に停めてくれと言われました。
しかたなくアサマ2000パークまで行き車を停めました。何やらアストンマーチンやらフェラーリやら
高級車が集まっています。先を急ぐので準備を整え車坂峠登山口に向かいます。
6時38分にアサマ2000の駐車場を出発して車坂峠でトイレを借りました。6時50分登山口入口です。
2回目なので特に注意書きは読まずにスタートです。この時点では早く晴れないかなと思っていました。
病み上がりなので息が上がります。表コースは銀杏の匂いが充満していました。
7時30分ごろからポツポツ雨が降ってきました。ザックを下ろし今年初めての雨具を着けます。
トーミの頭付近で浅間山と小諸の町が良く見えるポイントですがガスが掛かり何も見えません。
引き返す人もいました。まだ歩き始めです。このまま6時間の山行は大変です。雨で滑りやすい。視界が
悪く道を間違えやすい。寒い。などが考えられましたがザックにすべて対応できる装備があるので
行くことにしました。黒班山を8時3分通過しました。
蛇骨岳を8時26分通過しました。岩が雨で濡れていますがそれほど滑りません。
仙人岳を8時35分に通過しました。右側に浅間山が見えて切れ落ちているはずです。
右側に行くときは特に注意しました。Jバンドが見当たりません。DIY GPSで現在地を確認します。
もう少し先にJバンドがありました。8時53分です。ここから下りになります。方向を間違えないように
注意しました。それほど急な下りではありません。ここ辺りで浜省の「Jボーイ」を口ずさむのは、
私だけ。
賽ノ河原を9時15分に通過しました。今日はまだ休憩も水分補給も行動食も食べていませんが、このま
ま前掛山に向かいます。避難シェルターでお湯を沸かしてカップめんを食べようを思っていました。
視界がどんどん悪くなっていきます。後ろの人にそっと追いつくとすぐに道を譲ってくれます。
しかし眼鏡に水滴が付き曇っているので踏み後の確認も難しい状況となってきました。
さらに標高を上げていくと風が強くなり寒くなってきました。避難シェルターも通り過ぎて前掛山山頂を
目指します。雨がみぞれになってきました。かなり体が冷えます。ザックの中にはダウンと
ウールの帽子と厚手のグローブが入っていますが出すタイミングを逃してしまいました。
グローブはいつもの薄い皮の手袋を一日付けていました。山頂付近ではかなり寒かったです。
雨用にGTXのグローブが必要な意味がわかりました。
前掛山山頂に10時03分到着しました。iphoneで前掛山の山頂標識を撮ったはずですが写って
いませんでした。頂上付近の植物に氷が付いています。そのまますぐに戻りました。
避難シェルターもスルーします。体が冷えて温まりません。下りも前が見えないので
それほど飛ばせません。10時36分に賽ノ河原に戻ってきました。湯ノ平口を目指します。
火山館には用が無かったのですが寒さでトイレに行きたくなったので寄ることにしました。
10時52分に火山館に到着しました。募金箱があるトイレを借ります。シャリバテになるのが心配だったの
ですが、ここでも休憩を取らずにすぐに出発しました。最後の急登りの草すべりが待ち構えています。
ドロドロの所もあります。このコースで草すべりが一番きつい箇所となります。
分岐に11時36分に到着しました。トーミの頭から帰り道は中コースを歩きました。
ここもドロドロの所が多くスリップ注意です。
12時16分に車坂峠に到着して12時23分にアサマ2000の駐車場に戻ってきました。
下山したら雲の切れ間から太陽が少し出てきました。まあこんなものでしょう。
みぞれ中の山行になりましたが特に問題なく歩いてしまいました。しかし反省点があります。
①服は早めに着ること。②休憩をとり水分補給や行動食を食べること。
今回のだめな所でした。
おまけ
見たことも無い超高級車がアサマ2000の駐車場に集まっていました。