2012年10月10日(水)天気稜線ガスで風強い
本当はタイトルを紅葉の谷川岳にしたかったのですがまだ少し早かったようです。
昨年は一番の見頃に谷川岳の稜線歩きが出来てすばらしい景色を堪能することが出来たので、
今年の紅葉前線を追いかけるのは谷川岳を最初にしようと考えていました。
大好きな谷川岳の稜線歩きがガスで視界不良になり、強風に煽られる山歩きになりました。
山行
谷川岳RWP→西黒尾根入口→ラクダのコル→ザンゲ岩→トマノ耳→オキの耳→ノゾキ→一ノ倉岳
→茂倉岳→一ノ倉岳→ノゾキ→肩ノ小屋→熊穴沢避難小屋→田尻尾根分岐→谷川岳RWP
距離15.9km 総移動時間7時間28分(休憩時間含む) 累積標高1670m 平均速度1.9km
谷川岳RWPに車を停めます。準備を整え6時20分に出発しました。
一ノ倉沢方面は車両通行止めになっています。谷川岳RW駐車場か土合駅の方に車を停めるしか
ありません。最近になって山の水を飲んでいますが今日は気温が低く登山指導センターの水は
飲みませんでした。西黒尾根入口から急登りが続きます。段差が大きいですが浮石は少ないようです。
甲斐駒ケ岳の黒戸尾根を登りましたが西黒尾根とは比較になりません。
黒戸尾根は勾配が緩くだらだら長く登っていき梯子や鎖で垂直に登っていきます。トレランランナーに
人気のようです。西黒尾根は、急勾配でより脚力を必要とします。後半の稜線歩きも高度感があります。
西黒尾根と白毛門はどちらがきついかと言うと同じ時期に登ってみないとなんとも言えません。
登山はきついものだとおじさんが言ってました。今日は気温が10℃くらいですが湿度が高く
歩き初めから汗が吹き出てきます。
標高を上げていくと汗が冷たくなってきました。早く拭かないと体が冷えそうです。ガスが出ていて
谷川岳が良く見えません。ラクダのコルに8時3分に到着しました。ここでザックを下ろし
濡れたシャツをタオルで拭きました。すぐ再スタートです。
ザンゲ岩を8時38分標識を8時48分に通過しました。
トマノ耳を8時52分に通過してオキノ耳に9時3分に到着しました。ここで小休憩と
行動食を食べました。ウインドブレーカーを羽織ります。
休憩後茂倉岳方面に向かいます。ガスで壮大な稜線が見えません。
一ノ倉岳に向けての最後の急登りです。ウインドブレーカーとグローブは着けたままなので、
ここの登り込みで又少し汗が出てきました。
一ノ倉岳を9時48分に通過します。ガスが一時取れることがありますがすぐに又次のガスが着ます。
カメラは間に合いません。そのまま茂倉岳に向かいます。
茂倉岳に10時2分に到着しました。ここでゆっくりコーヒーを飲もうと思っていたのですが
風が非常に強くじっとしていられません。ブローで20mはありそうです。一ノ倉にすぐ戻ることにしました。
一瞬ガスが取れて一ノ倉~谷川岳方面が良く見えました。
10時20分に一ノ倉に戻ってきました。避難小屋の脇でお湯を沸かしてカフェオレを飲みました。
休憩後谷川岳に向けて出発です。ノゾキで下を覗き込んでみました。
最後にもう一度一ノ倉岳、茂倉岳方面を振り返ります。オキノ耳とトマノ耳にはロープウェイからの
登山客で賑わっていました。そのまま肩ノ小屋を目指します。11時32分に到着しました。
ここも風が強く吹いています。ここでお昼にしました。風が強くてジェトボイルでもお湯が沸かせません。
何とか手で囲ってたらお湯が沸きました。物が飛んでいきそうで写真も撮れません。
体も冷えてきたので、もう一枚防寒着を出そうか迷っていましたが、歩き出せば温まると思い
ウインドブレーカーのままでいました。
温かくないカップめんを喉に流し込んで11時59分に天神尾根を下ります。
ハイカーがいっぱいでちょと渋滞していますがスムースに下りてこれました。
下ってくると風は穏やかになってきました。肩の小屋でなくもっと下でお昼にすべきでした。
熊穴沢避難小屋を12時36分に通過して、田尻尾根分岐に12時56分到着しました。
ここでグローブとウインドブレーカーを脱ぎます。
田尻尾根は展望が利きません。天神尾根を振り返ると谷川岳には又ガスが掛かっていました。
出入口付近がドロドロになっているのでスリップしないように気をつけました。出入り口に13時32分
到着しました。ここからロープウェイ下の林道歩きとなります。
白毛門の方を見ると天気が良さそうでした。まあ一時でしょうが。
谷川岳RWPに2時に戻ってきました。
残念な天候になりましたが谷川岳は歩き甲斐のあるすばらしい山です。
こらからまだまだ紅葉を追いかけます。