2012年8月24日(金)天気一時ガス
前日の白馬岳山行で右足の小指の爪を少々痛めてしまいました。登山靴ではあまり痛くないのですが
普通の靴だと少々傷みます。今後の山行に影響が出なければ良いのですが。
安曇野の穂高駅付近の宿から5時30分に出発しました。セブンイレブンでサンドイッチで
朝食を取ります。
中房温泉手前10kmから道がかなり細くなり車のすれ違いが困難になります。
慎重な運転が必要です。
行程
中房温泉登山用駐車場→合戦小屋→燕山荘→燕岳→燕山荘→合戦小屋→中房温泉登山用駐車場
距離12.9km 総移動時間 往路3時間25分 復路2時間37分 合計6時間50分(休憩時間含む)
累積標高1466m 平均速度1.9km
登山用第2駐車場に車を停めました。すでに9割方駐車されています。人気があるのでしょう。
駐車場のおじさんが誘導してくれます。白馬岳に比べると駐車場のキャパシティが少ないようです。
準備を整え6時19分に駐車場を出発しました。登山口まで約10分間車道を歩きます。
6時28分登山口に到着しました。合戦尾根は北アルプスの三大急登りと言われています。
道が狭いので大渋滞をしていました。昨日の疲れが少々足に残っています。今日は昨日より蒸し暑く
すぐに汗が噴き出しました。テント泊装備の人も良く見受けられます。大型のザックを担いでの
急登りは大変でしょう。
しばらくすると「どうぞ」と道を譲ってもらいました。挨拶をして追い越していきます。
私の用意した地図は地形図の2500分の1のみだったので途中の第1から第3ベンチ
富士見ベンチは知りませんでした。いつも歩き始めてから約1時間30分から2時間で
休憩をいれるので富士見ベンチで休憩を入れました。相変わらず汗が噴き出しますが、
足の調子は元に戻ってきました。ここは白馬岳より歩きやすい慣れた登山道です。
雲海から富士山の頂が良く見えました。合戦小屋に8時29分に到着しました。西瓜も売っています。
北アルプスの急登りですがアルプスと言う名前ですごいきついとか酸欠になるとか
考えてしまいますが、奥多摩の直登りの方がきついです。地元の急登りと変わりありません。
休憩を入れて水分補給をしました。
この辺で地元安曇野の中学生の集団登山とすれ違いました。200名で山頂を目指し10%が
リタイアして180名が燕山荘まで到着するそうです。登山がどのように教育に役立つのかは
分かりませんが、授業で登山が入っているなんてすばらしいことですね。
今日は一番挨拶を交わした登山となりました。
登山者が「槍だ槍だ」と言っています。初めて槍ヶ岳を見ました。とんがりが目立ちます。
あれをどうやって登るのかと考えるとわくわくします。燕山荘が見えてきました。
天気が良いのでテンションもペースも上がります。
燕山荘分岐点に9時23分に到着しました。そのまま燕岳を目指します。
昨日の白馬岳に続き山頂にガスが立ち込めてきました。気温が高くなる夏はガスが
出やすいのでしょうか。通称イルカの岩を通過します。
登山道でなんとライチョウが降りていました。白馬岳で見た注意看板を思い出し脅かさないように
静かにゆっくり近づいて写真を撮り静かに見送りました。ガスの流れは速く山頂が見渡せます。
白い砂の山頂付近は幻想的です。今年のキャラバンのカタログの表紙の写真は燕岳だった
ようですね。
燕岳山頂に9時45分に到着しました。貸しきり状態です。ガスの切れ間から北アルプスが
良く見えます。人が来たのでで50mくらい下がったところでお昼にしました。絶景ポイントです。
安曇野の牛乳を使用したパンも食べました。
ガスが濃くなり切れなくなってきたので撤収することにしました。
燕山荘に10時42分、合戦小屋に11時15分に通過しました。
しばらく進むと先ほどの中学生の集団登山に追いついてしまいました。約180名いるはずです。
もう中房登山口も近いのでのんびり歩いていいたら先生が「一人通ります」と道を空ける指示が
出るではありませんか。中学生の目線が注がれます。ここはスマートに通過しなくてはなりません。
挨拶を交わし追い越します。すると違うクラスの後ろに追いついてしまいました。
中学生達と無事に中房登山口に到着しました。13時ちょうどです。駐車場までは下りなので
7分で到着しました。
ここから本日の宿の茅野駅前まで移動します。松本市周辺で車の量が多く渋滞していました。
25日(土)八ヶ岳につづきます。