6月27日(水)天気一時
昨年10月12日に始めて訪れた谷川岳では紅葉の最中に最高の山歩きをすることが出来ました。
いつかは谷川岳の馬蹄形縦走をしてみたいと考えています。
白毛門から左回りに一周して西黒尾根を下るコースがいいなと思っていました。
明け方前にヘットライトで歩けるか確かめる為に今日は白毛門から朝日岳の往復をしてきました。
谷川岳付近の情報はたくさんのブログ記事があります。事前にチェックしたブログの中に水分不足に
なった記事を読みました。なんと私も水分不足に陥り、そして復路の下り坂で
又足の爪を傷めてしまいました。景色は最高だったのですが多くの反省点が残る
山行となってしまいました。Y(>_<、)Y
行程
土合橋P→松ノ木沢ノ頭→白毛門→笠ヶ岳→朝日岳→笠ヶ岳→白毛門→松ノ木沢ノ頭→土合橋P
距離12.4km 総移動時間 往路4時間13分 復路3時間40分 合計8時間24分(休憩時間含む)
累積標高1723m 平均速度1.5km
梅雨の晴れ間に代休を取ることができました。昨日の帰宅が遅くなり少し疲れが残っています。
関越道で水上ICを目指します。 いつものインター付近のセブンイレブンで行動食を買いました。
土合橋のPは特に看板は見当たりません。ブログでチェックした通りに進むと広大な広場(駐車場)
に出ました。
GPSログ (赤予定ルート 紫ログ)
かなりの台数駐車できそうです。準備を整え7時に出発しました。今日は靴下を新調して
スマートウールの靴下を履いています。
沢を横切りすぐに根っこ地帯の急登りが始まります。復路の下りが大変そうだと思いました。
森林地帯を登り続けます。今日はかなり暑く汗がすぐ噴き出してきました。森林地帯を抜けると
見事な谷川岳が見ることが出来ました。2000mの山脈ですが美しい姿に何度も振り向いてしまいます。
新調したスマートウールの靴下ですが、最初から靴の中で足が動く感じがして嫌な予感がしてきました。
松ノ木沢に8時29分に到着しました。暑さのせいでしょうか。西黒尾根よりはるかにきつく感じます。
ここで休憩を入れました。富士山をかすかに見ることが出来ます。
白毛門方面を確認します。距離で900mと検討を付けました。根っこ地帯の次はガレ地帯となります。
急坂は休む事無く続いていきます。
9時16分に白毛門に到着しました。暑さでかなりバテます。ここでも休憩を入れました。
ヘッドライトの明かりだけでここまで登るのはかなり大変だと思いました。
西黒尾根より今日の方が断然きついです。土合方面がはるか彼方に見えます。
谷川岳方面が雲に覆われてきました。朝日岳方面は平気そうです。
笠ヶ岳に向かいます。この辺りから知らぬ間に直射日光にやられて首が全面360度日焼けすること
になろうとは考えも付かない事でした。
そろそろ緩やかな稜線歩きにならないかと思っていましたが、まだまだきつめの登り坂が続きます。
登山道には雪はありませんが雪渓が見えてきました。
笹地帯を抜けて笠ヶ岳に10時9分に到着しました。休憩を入れます。足の爪ですが出発時に
かなりきつめに締めたのに靴下を変えたせいで動いてしまい当たっている感じがします。
まだ登りが続くので朝日ヶ岳に到着したら締め直すことにしました。
写真で見えるのは朝日ヶ岳ではありません。その裏で3つぐらいのピークを越えた所だと
ベテランのおじさんが教えてくれました。谷川岳方面がさらに低い雲に覆われてきました。
雨になっているのかもしれません。ちなみに今日はロープウェイは点検の為に休みのようです。
笠ヶ岳から朝日ヶ岳の登山道でやっとやや緩やかな稜線になってきました。
谷川連峰の雄大な景色を堪能します。
金峰山のように山頂に岩が見えます。岩の向こうが朝日岳頂上のようです。
11時13分に朝日岳に到着しました。頂上にお地蔵様と祠もあります。
ここでシニアとグループとすれ違いました。おばさんに「縦走するのか」と聞かれ
「ここからピストンです」と答えました。縦走するならもっと早い時間に通過しておかなければなりません。
ここでお昼にしました。今日は道中で食欲が無かったので行動食を全然食べていません。
食欲が無かった理由は後で考えれば直射日光に当たりすぎたのが原因だったようです。
ヤマダ電機で売っていた100円のカップスター味噌味を食べました。
いつものマツモトキヨシのそばうどん88円シリーズの方がおいしいですね。
とにかく無理やり全部食べてコーヒーも飲みました。水はいつも3L持ち歩いています。
ごはんに使った水は500mlです。
水の残りは1Lとなりました。もしかしたら足りなくなるような予感がしてきました。
実際に歩かないと分かりませんが朝日岳の先から穏やかな稜線が見えています。
靴の紐をきつく締めなおしてここからピストンです。
両足の爪が痛くなり最悪の状態になってきました。スピードが出すことが出来ません。
おまけに暑さで喉が異常に渇きます。
笠ヶ岳で朝日岳ですれ違ったシニアのグループに追いつきました。12時37分です。
休憩を入れます。ここで500mlの水分補給をしました。
両足の爪に激痛が走りペースが上がりません。白毛門に13時16分に到着しました。
ここでの休憩で残りの水500mlを飲みました。水はあと2口位しか残っていません。
ゆっくりしたペースで松ノ木沢の頭に到着しました。13時57分です。ここで休憩を取る予定でしたが
日陰が無かったので、しばらく歩いて森林地帯に入りました。ここから1000m下らなくてはなりません。
汗が滴り落ちます。口の中が完全に乾いてきました。脱水症状の気配はありません。
下りの急斜面をゆっくり下りました。
馬蹄形一周は暑い時期にはかなり困難なことが分かりました。森林限界を超えた稜線で直射日光の
中を歩くには水がいくらあっても足りません。
一年間使用したGK69ですが買い替えが喫緊の問題となりました。縦の余裕が少なすぎたようです。
山行中に爪を傷めると歩くのが本当に嫌になります。
15時25分に駐車場の戻って来ました。写真の車の先に湧き水があり水筒で一気に500ml飲みました。
喉が潤いとてもおいしかったです。もう500mlの飲もうとしたのですが、様子を見ることにしました。
実は生水はあまり飲んだことが無かったので心配だったのですが
特に次の日も問題は無かったようです