2012年4月4日(水)天気時々
上空は強風
4月3日低気圧が日本海で猛烈に発達して日本列島を通過しました。夕方だったので帰宅時と重なり電車の
運休や遅延により帰宅困難になりました。
道の駅たばやまからどこかにいけないかと考えていたら飛竜山に登れることが分かりました。今年は辰年です。
カシミール3Dでシミュレーションしたところ、距離は17.5km時間は多くみて7時間44分となりました。
今日のハイキングは初めからコースミスをしてしまいました。そして飛竜山山頂1.485Km地点、岩岳尾根分岐
手前221m付近で道の状態が急斜面で全面凍結しており残念ながらそこで引き返してきました。
つるつるの滑り台状態でした。
行程
道の駅たばやま→丹波天平→丹波山→サヲラ峠→熊倉山→岩岳尾根分岐手前→熊倉山→サヲラ峠
→奥秋分岐→丹波BS→道の駅たばやま
距離19.7km 総移動時間7時間35分 最高標高1806m 累積標高1532m 平均速度2.5km
ルート図 赤予定コース 紫GPSログ
7時30分に道の駅たばやまを出発しました。地形図によるとすぐ登山道があるはずですが全然見当たりませ
ん。道路横の階段を登ってしまいました。
こんな感じの階段が2箇所ほどありますが絶対登ってはいけません。GPSを見ていたのでそのうち登山道に出る
だろうと考えていましたが一向にまともな道になりません。林業専用道かとも考えましたがまったく踏み跡は見当
らなかったです。20分ほど進んだところでおかしいと思い引き返すことにしました。そして奥秋の方から登ること
に変更することにしました。だいぶ時間をロスして出発点付近に戻ってきたところ偶然に標識を発見しました。8
時14分です。予定ルートの丹波天平に向かいました。ちなみに帰り道において青梅街道で正しい標識を探しま
したが見当りませんでした。丹波天平までの登り道ですがかなりの急勾配となります。
9時31分に丹波天平に到着しました。標識から1時間15分です。ここからサヲラ峠までは地図で見ても
標高線の間隔がかなり緩いのでどんな感じだろうと思っていました。
木の種類が分からないのですが新緑になれば良い景色になりそうです。
10時8分にサヲラ峠に到着しました。標識があったのですが三条の湯方面にしばらく進んでしまいました。
又コースミスです。サヲラ峠に戻り、祠の方に向かいます。そこが正解の飛竜山方面です。
アップダウンが続きます。熊倉山は特に標札がありません。10時53分到着しました。登山道に残雪は少しだっ
たのでここまでは問題なかったです。この先ででカチンカチンの滑り台がありました。二子山でのミスを犯さない
ようにここで6本爪アイゼンを装着しました。問題なく通過します。すぐ取り外し手に持って歩いていきました。
白い残雪はやわらかいので踏んでも滑りません。岩場も出てきます。11時38分です。この先で恐ろしい景色が
待っていました。急勾配に残雪が張り付いて滝が凍ったようになっています。アイゼンを装着します。急勾配な
ので斜面に真直ぐ立つことがで難しくなります。爪が無い所になってしまいます。端によけれないか何か掴めな
いか考えましたが役に立ちそうなものはありません。それでも6m位進んでみました。凍結面の端は全く見えま
せん。帰り道で降りることを考えました。後ろ向きになってはアイゼンが全くききません。危険と考えここで引き返
すことにしました。向きを変えてみると6m進んだことも失敗だったと感じました。氷の滑り台になっているので滑
落したら止まりません。前向きでなんとか6m戻ることが出来ました。アイスクライミングの技術と道具のある人
で無いと通過できないのではないでしょうか。この時期の残雪のアイスバーンは非常に危険度だと思います。
南東の富士山の方向を撮ったのですが見えません。飛竜山方面です。
今日は昨日の低気圧の通過の影響で上空の風が強いです。熊倉山を過ぎてサヲラ峠の途中で風が防げる所を
見つけてお昼にしました。木の間から雲取山が見えます。ストーブは持たない主義だったのですが皆が使って
いるのをみて欲しくなってしまいジェットボイルを買ってしまいました。料理はしないのでお湯が沸けばいいと思い
ました。
初めてのお湯で作るのカップめんはカレーヌードルとロイヤルミルクティーをおいしくいただきました。
慣れていないのでいつものお昼よりだいぶ時間が取られます。
サヲラ峠に13時44分に戻りました。ここから右の道で丹波まで戻ります。道の崩落箇所が3箇所くらい
ありました。あと落ち葉がすごくて膝くらいまで埋まりました。
ここでヘルメットを被った人達に何処まで行ったか声を掛けられました。飛竜山手前でアイスバーンで
あきらめたことを言ったら賢明な判断だと言われました。役人の人か林業の人みたいでした。
帰り道は特に気にしていなかったのですが予定していた地点と違う所に降りてしまいました。標識が飛んでいっ
て見落としたかもしれません。
14時58分に道の駅たばやまに戻ってきました。登山口入口の標識も見落としました。今日は一人の登山者とも
すれ違いませんでした。怪我をしていたらゾッとします。アイスバーンが早く解けてなくなりますように。(。-人-。)