2012年3月28日(水)天気時々
一時
塔ノ岳から大倉BSまでの下りは天気がよければ相模湾が見渡せるとガイドに書いてありました。太平洋に向か
って下るなんてなんて気持ちが良いのだろうと思っていました。しかし埼玉県から丹沢山脈方面に行くには秦
野中井インターからと書いてあります。東名高速に出るのは億劫でかなり遠いいです。登山ブログをチェックして
いたら圏央道を通り相模湖で降りてヤビツ峠を抜けて秦野戸川公園に行ける事が分かりました。ヤビツ峠の雪
が解けるのをじっと待っていました。
丹沢には塔ノ岳のほかに丹沢山や蛭ヶ岳があるので3回に分けて登るつもりです。
行程
大倉BS → 二股 → 水場 → 鍋割山 → 金冷し → 塔ノ岳 → 花立山荘 → 大倉BS
距離 19.3km 累積標高 1478m 歩行時間6時間9分(休憩時間含む) 平均速度3.1km
ヤビツ峠を往復しましたがかなり道が狭く大型車のすれ違いにバックしなければならないことがありました。
かなり気を使う運転になり疲れます。朝のうち富士山が見えていたのですが秦野戸川公園に着く頃には全く見え
なくなってしまいました。
公園の駐車場は8時30分からと聞いていたので7時50分に民間駐車場に車を入れました。しかし公園の駐車
場は8時5分には開場して駐車可能になっていました。ついていません。
バスからハイカーが続々降りてきました。なぜかその後を着いていってしまい標識を見たら塔ノ岳方面に向かっ
ています。情けない。(・・。)ゞ今日のコースは右回りで鍋割山から塔ノ岳になります。
きちんと予定通りに歩きたかったのでスタート地点まで戻りました。二股方面を目指します。こちらに来る人は
誰もいません。
しばらく林道歩きとなります。表丹沢県民の森案内図がありました。
現在、田部重治の「山と渓谷」を読んでいます。読み終わったら感想を書き込もうと思っています。
山の恩人尾関広氏の銅像がありました。知らない人なので帰ってから検索をしました。
昭和時代の登山家で全日本山岳連盟の設立者です。ここから見える閉鎖された建物は県立の登山訓練場だそ
うです。行ってみたかったですね。著作は無いようです。
二股に9時17分に到着しました。水場に9時40分に到着です。鍋割山荘が体力に自信がある方に
ボランティアをお願いしています。2.5Lのペットボトル1本を無理やりドイターフューチュラ32に
詰め込みました。
たった2.5kgですが今までしょったことの無い重さです。おまけにザックの中でのバランスが悪く気を抜くとフラ
フラします。体力に自信があったから引き受けたのですが、右足首に爆弾を抱えていることをすっかり忘れてい
ました。重さですぐに腰と足の裏が痛みが走りました。ここから急登りが始まります。前回の奥多摩の本仁田山
に比べれば全然緩やかなのですが何せ背中が重く楽できません。ブログ記事で10kgのバーベルをザックの中
に入れて歩いたと読みましたがすごい事だと実感しました。
10時45分に水の配達を完了しました。主人に「ご苦労様」と言われました。
北側の斜面がすごい角度切り込まれています。
金冷しから塔ノ岳の道は雪解けでぐちゃぐちゃでした。今日もスパッツの着用をしなかったです。
11時40分に塔ノ岳山頂に到着しました。風が出てきてちょと寒いです。ダウンを着ておにぎりを食べました。
鼻水が止まりません。足の裏の痛みの酷くなってきました。寒いのですぐ撤収しました。
北側の谷には雪が残っていますが登山道には残雪はありません。
ウールのグローブもして真冬の格好です。登ってくる人は半袖の人もいます。古傷の右足首が痛み出してから
テンションが上がりません。下りは主に丸太の階段ですが足裏が痛くていつものようには飛ばせません。
丸太階段の下りは苦手です。途中少し雨も降ってきました。前線が通過したようです。
富士山が見えないくらいですから相模湾も見れませんでした。
ベテランらしいおじさんが前を歩いていたので付いていきました。
2時8分に大倉BSに到着しました。残念ながら今回は一向に調子が上がらなかったです。
左足の爪も傷めた感じです。ペットボトル2.5kgで完全に調子を崩してしまいました。
こんなことでは谷川岳の馬蹄形一周も甲斐駒ケ岳も完走できません。
足に痛みが出ないように調子を維持する方法を身につけなければなりません。
その一つは痛くなることを排除することだと思います。
駐車場から出る時に財布に1万円札しかありませんでした。仕方なく戻って売店でアイスクリームを買いました。
ついてない時は重なりますね。いやな事はすぐに忘れますが!