10月19日(水)一時
行程
道の駅みとみ → 徳ちゃん新道登山口 → 木賊山 → 甲武信ヶ岳 → 木賊山分岐 → 破風山 → 雁坂嶺
→ 雁坂峠 → 沓切沢橋 → 道の駅みとみ
距離 20.5km 累積標高 2084m 行動時間 8時間50分(休憩時間含む)
で甲武信ヶ岳に向かいました。今回は2人のハイカーの出会いがありました。後ほど書き記します。
自宅からR140を通り雁坂トンネルを抜ければ早いのですが有料道路代710円を1回
節約する為に奥多摩湖側からR411で向かいました。
7時14分に道の駅みとみに到着です。到着時間が予定より少し遅くなってしまいました。
準備をして7時30分に西沢渓谷に向けて出発しました。GK69のインソールはソルボをセットしています。
インソールを変えただけで足の納まりが全然違い落ち着きません。インソール交換で慣らしも必要だったのでし
ょうか。
西沢渓谷の鳥瞰図がありました。紅葉真っ盛りです。立派な近丸新道の看板を通り過ぎると徳ちゃん新道の
入り口がありました。近丸新道は崩壊で分かりづらいとの噂なので初めから徳ちゃん新道で登ることにしていま
した。道の駅から登山口入り口まではスローペースを守り30分くらいです。
徳ちゃん新道の先に田部重治の石碑があります。雲取山荘付近にも石碑がありました。インソールを変えたば
かりで紐のテンションも変わってしまったってどうも違和感があります。登りの前に紐の締め直しをしていました。
すると左の方から若いお兄さんが徳ちゃん新道の入り口は何処ですかと聞いてきたのでその小さい看板です
よと教えてあげました。粗末な看板なので見落としてしまったと言っていました。今日はこの御殿場からの一眼レ
フのお兄さんと道中がいっしょとなりました。8時に徳ちゃん新道から登り始めました。
先週は谷川岳を西黒尾根から登ったのですが徳ちゃん新道も結構きついです。距離が長くて眺望は
無くどれだけ登ったのかがさっぱり分かりません。ガレ場の急坂が続きます。途中で獣臭がするなと感じました。
やばい感じです。登山を始めて獣臭を感じたのは初めてです。暗い道で突然黒っぽい物体と変な音に遭遇しま
した。それは黒の登山服でラジオを鳴らしたおじさんでした。(ノ゚ο゚)ノ
天気は快晴ではないのですが一日中富士山が良く見えました。この後、御殿場のおにいさんと抜きつ抜かれつ
登山となりました。獣臭のことは感じていたらしく熊よけ鈴を鳴らしまっくっていたようです。とりあえず2人とも熊
に遭遇しなくて良かったのですが一日中用心する羽目になりました。
戸渡尾根との分岐に9時15分到着です。休憩する場所も無いのでそのまま木賊山に向かいました。
甲武信ヶ岳と破風山の分岐に10時19分に到着しました。穏やかな道が続きます。10時24分に破風山のベン
チで初めての休憩を取りました。徳ちゃん新道から2時間30分駐車場から3時間になりますが本当は1~2回
小休憩を取りたかったです。水分も取れませんでした。無理をすると後半に響きます。
下から見えていた崩壊箇所を下ることになります。甲武信小屋を10時48分に通過しました。
甲武信ヶ岳に11時に到着しました。すでに5~6組の人が到着していました。
空気が冷たいからでしょうか。眺望が開けていて遠くの山脈まで良く見えます。
ここで甲武信小屋からの人が山の名前を周りの人に丁寧に説明してくれました。北アルプスの槍とか
なんとか・・・聞いたことはあるのですが実はまだよく分かりませ。(・・。)ゞ
知ってるような振りをして頷いていました。ここであった人が今度は駐車場で再会することになります。
お昼を食べて早めに出発することにしました。今日は早めに1本ストックを出しました。
甲武信小屋の前にまき道という標札があったのですが、なぜかまき道が信用できなく来た道を戻りました。
崩壊箇所はかなり急です。登れるかなと思ったのですが、それほど滑らなかったです。しかし雨のときは危険だ
と思います。
まき道の接続する地点がありました。御殿場のお兄さんに聞いたら楽な道でしたとのことでした。
破不山を目指します。かなり下っていきますが木の間から一つ山の頂が見えます。この山が破不山ならこんな
に下りたくは無いのにと思っていました。
破風山非難小屋に12時20分到着しました。北風が出てきて寒くなったのでウインドブレーカーを着込みます。
雲が山の下にもあり雪でも降るんではないかと感じました。右足首と膝が少し痛くなってきました。
破風山の登りは最後に岩場になり結構急ですがすぐ山頂に到着する感じです。しかしもうだいぶ体力を消耗し
ているので寒くなってきたのは堪えます。破風山に12時54分に到着しました。この辺りからまた御殿場のお兄
さんと一緒となります。
眼下に広瀬湖と車を停めた道の駅みとみが見えます。遥か彼方ですね。
気持ちの良い稜線はなかなか出ず岩の中を歩き続けます。
雁坂峠は日本3代峠の一つと呼ばれているそうです。今日はここでもう1本ストックを出してダブルとしました。
地図にジグザグの急勾配と書いてあったのですが、徳ちゃん新道を下るより全然楽な感じでした。
ただこの先で沢を3から4回渡らなければなりません。ストックがあると不安定な石の上にも足を乗せられて
全然濡れずに通過することが出来ました。御殿場のお兄さんのおかげです。
沓切沢橋からは舗装路の下りになります。15時43分です。ここからは御殿場のお兄さんとおしゃべりをしなが
ら下って行きました。そして道の駅みとみに16時20分に到着しました。今日は20kmでロングランでしたがこれ
ほど時間が掛かるなら出発をあと1時間から2時間は早めるべきでした。冬至だったら日が暮れています。今日
の反省点です。駐車場付近で御殿場のお兄さんと別れると甲武信ヶ岳で一緒だった人と偶然又お会いしまし
た。千葉の山岳会のジョリーさんでした。少しお話しすることが出来ました。
今日のコースはかなりハードです。
インソールのソルボですが登山靴を脱いだら相変わらず酷い痛みを感じます。通気性が悪くなった気がします。
ソルボのおかげで痛みが減ったのかそのままなのか現時点では分かりません。
しばらく様子を見ることにします。(`・ω・´)