「イチローの言葉」で思い出したのが


WBCの最初の韓国戦で敗れたときの、「負けたという事実がくやしい・・」というコメントです。


普通の会話であれば、「すっごく、くやしかったです!!」と「感情」が最初にくるのが自然ですよね。


でも、「負けた」と「過去形」にし、「事実」を取り上げ、物事を客観的に見ることで「冷静」に自分を見ているように思えました。


このように、問題を取り出して考える手法は「外在化」と言われます。


これは、「ナラティブ・セラピー」という心理療法の一つでよく使われる方法ですが


人を問題として見るのではなく、問題が問題であるという前提で考えるものです。


例えば、


「私はうつです」というクライエントに対し


セラピストは「うつが外に出かけるのを難しくしているのですね


と対応し、問題を「外在化」するのです。


不安、心配、恐怖、罪悪感などの感情や


口論、非難、批判、嫉妬など人間関係の問題を「外在化」するときは


問題は常にその人から離れたものとして語ること



これが、外在化するときのポイントです。


・不安によって、どれくらいの期間、外出する気持ちをなくしてしまったのですか?

・口論は、あなたの会話をどの程度邪魔しているのですか?

・ふたりの関係で、非難はあなたたちに何をさせているのですか?


というように・・。


ちょっと不自然な会話に聞こえるかもしれませんねあせる


でも、問題から切り離すことで、ちょっと違う角度から物事を見れるようになっていきます。


ちょっと「問題」がでてきたらそれに「ネーミング」してしまう・・


というのも良い方法です。


相手の言葉にすぐかっとなる・・という「問題」を


「瞬間湯沸かし器みたい・・プンプン


というように、自分自身を捉えてみる。


自らのことをユニークな形で語れるようになると、次にすべき行動がわかってくるというケースがとても多いですね。


不安や対人関係の「問題」は実は、幼いときに両親や先生に言われたあるいは、上司や先輩に言われた「一言」によって傷ついているケースが多いのです。


でも、語ることで癒される・・


自分の物語を語ることは、新しい人生を歩み出す一歩になる


のだと思います。



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