今日、育成プログラムの企画について考えていたとき、ふと思い出したのが、あるシーン。
高校時代、所属していた「創作ダンス」部の顧問は独特な風情をかもし出す先生でした。
「創作ダンス」っていったい何を踊るの?と不思議に思うかもしれませんが、
自由にテーマを決めて踊りを創作し、それを身体で表現するのです。ですから、創作するメンバーの個性によって作品が決まるといってもいいくらいです。
入部した当初、先輩方が創作していたテーマがピカソの「ゲルニカ」でした![]()
私たちは、「光」、「大地の祈り」といった自然をモチーフにしたテーマをメインに踊っていました。
いずれにしても抽象的なテーマを扱うことが多いので、「想像力」や「感性」を磨く必要があります。
そこで、行っていたのが、「即興」の練習。
その場でテーマが決められ、そのテーマにしたがって自由に身体で表現するのですが、
そのとき、先生が使うのが、「小太鼓」。
「タン、タン、タン、タタ、タン、タン、タ~ン・・・
」
独特なリズムが響き渡ると、フロアーはある種の緊張感に包まれます。
そして、
「あなたは今、砂漠の中にいま~す・・タン、タン、タン、タタ、タン、タン、タ~ン・・・
」
「”水をくださ~い”、「”水をくださ~い”」
と、独特の低い声が聞こえてくるのです(・・。)ゞ。
ん![]()
”水をくださ~い”![]()
体育館でバスケットをやっている人たちが、”くすくす”笑っている声が聞こえてくるではありませんか。。
何しろ、昼休みに食事をしてお腹いっぱいの時間帯の練習なのですから。
一瞬、戸惑いながらも、羞恥心を捨てて、その世界に入り込んでいきます・・
「独特のリズム感」と「場の空気」で、次第に「感性」が研ぎ澄まされていく。
そんな瞬間が、○年もの時を経て、体に蘇ってきました。
「タン、タン、タン、タタ、タン、タン、タ~ン・・・
」
そのリズムを呼び覚ますと、「感性」が研ぎ澄まされる・・そんな気がしてくるのですから、「記憶」というのは、とても、奥深いもののようです。
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