青磁のうつわ、白磁のうつわ、好きだ。
色の柔らかさ。 ガラスの質感。 なめらかな丸み。
わりとシンプルな青磁や白磁がタイプなのだけれど・・・
こうした手の込んだ作品も、やはりすごいなぁ・・・と思う。
日本にとっては、物理的にもっとも近い外国。
大陸から伝わってきた文化を教えてくれる、刺激ある大切な場所だったはず。
けれども、朝鮮半島というのは、
陸続きで他国や他勢力たちとの関係があるから・・・
やはり日本よりも、生きていくことが大変だったのではないかなぁ。
だから、見た目は似ているし、距離も近いけれど、
文化や暮らしぶりや考え方、というのはたぶん違いも大きくて。
それが相互理解にギャップを生んだりするのかなぁ?

わたしはあまりギラギラ秀吉は好きじゃないのだけど。
たしか美術館でも、そんな話を聞いたことがあったのだけれど、
秀吉が朝鮮半島に乗り込んでいったときに、
陶器の職人さんを連れ帰ってきてしまったという話。
それを、拉致と表現する人もあるし、
それが、半島の陶器文化が細まった原因、とする人もいる。
さすがに現場を見ていないし、
ほんとうのところはわからないのだけれど・・・。
高麗青磁や朝鮮白磁をみつけた日本人は、
「わぁ!すごい!綺麗だ!」と思ったのは間違いないかと。
どんな風にして日本にいらしたかはわからないけれど、
それが時を経て日本の名窯になるまで、育っていったというところ。
それは、素晴らしいことな気がするなぁ。
嫌々作らされたというよりも、好きなように、。
技を磨いて、そしてまわりの人々に賞賛されて、。
という感じであれば、わりと充実していたのかも・・・?
半島の方々にも、そんな風にポジティブに考えて頂けると、嬉しい。
当時の半島の方たちは、ちらりほらり見てみると
あまり陶器に関心が無い雰囲気もあったみたいだけれど。
きっと、素敵な陶器に価値を見出していない、というわけではなくて。
これはえびコロッケの想像だけれど・・・
やはり、生きていくのがなかなか大変だったのではないかなぁ。

この方の、淡々とした表現、ご紹介させてください↓
「高麗・朝鮮陶磁と日本人」専修大学 樋口淳さん
http://www.isc.senshu-u.ac.jp/~thb0309/EastAsia/KoraiJapan01.pdf
(1ページの中ほどから、2ページのはじめ頃までが該当する部分)
素敵なものは、素敵だものね

世界的な美術品として成長した高麗青磁や朝鮮白磁。
時を経て今、韓国の美術館に逸品が並んでいるというのは
素晴らしいことだなぁ。
ね?
