大震災がおきて、まだまもない頃だったと思う。
被災地の何処だったかは忘れてしまったが、
少しカーブになったゆるやかな坂道で、おじいさんにインタビューする記者
。
おじいさんは、
「・・・何人も何人も・・・。たくさん、あるんだ、この先に・・・。この世のものとは・・思えない・・・。」
っていう感じのことを、来た道を振り返りつつ、涙
ながらにおっしゃっていた。
このおじいさん。
日々の暮らしを真面目につつましくつとめてきた、善良そうなお方だった。
言葉に詰まりながら、それでも記者に対応しておられた。
そして、もうこれ以上話すことはできない、という感じで坂道をあがっていかれた。
・・・この、なだらかな坂道を降りていった先に。
テレビではとても映せない、被災地の現実が見えてしまうのだろう、・・・と。
実際には目にしていないが、おじいさんのお話から現実の壮絶さが伝わってきた。
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仙台とどけ隊には、心
の準備をする時間。
少しづつ、現実を見ていくというスケジュール。
・・・を配慮頂いている気がする。 ありがとうございます。
何度も、テレビ
で映像を見たはずなのに。
いざ、その空間に自分が入るというのは、やっぱりどきどきした。
前夜、調子にのってアルコールをとったことと、独特な緊張感からか、
(急に繊細ぶってみるえびコロッケ・・・
) 朝から鈍い頭痛もしていた。
向かったのは、南三陸町。
仙台とどけ隊の活動拠点地である会津通商さんを、10時頃に出発。
発起人でありながら、高熱
で昨日は来られなかったまうちゃん。
さすが
この朝、合流~
よーし、頑張る気アップ![]()
高速を降りて、目的地に近づきつつある頃。
まわりには、広い水田地が広がっている。
高い高い(何メートルあるんだろう
)高圧線と高圧線のあいだ。
作業をしている技術者さんを見た。
サーカスの技みたいに見えた~![]()
それぞれが、それぞれのこと、頑張っているんだなぁ。
段々と、山合いの道を抜けていくようになる。
東北、米どころの、やさしい景色。
清々しい緑色の苗を植えたばかりだったり、苗の植え付け準備真っ盛りの、のどかな水田。
やっぱり綺麗だなぁ
…、と心穏やかでいた・・・。
少しづつ山道を降りていきながら・・・それは、突然始まった。
自衛隊の小さな拠点が見えた。
と、しばらくしたら急にがれきの山がいくつか出てきたのだ…。
・・・ここで、前置き
仙台とどけ隊の活動のひとつ、「つたえ隊」がある。
’被災地状況伝達チーム’のことだ。
やろうと思えば、ひとりで何役もできるのが、仙台とどけ隊。
こうして被災地に来ることができて、
状況を見るからには・・・
「どうか、どんどん写真
を撮ってください。
そして、今、2ヶ月経って、こういう状況なのだ、と伝えてください。
それが、つたえ隊の活動なので・・・。」
と、積極的に写真を撮ることをすすめられた。
もちろん、被災なさっている方のプライバシーを侵害するようなことはせず、
失礼にならないことは前提。
目の当たりにすると、やっぱり言葉をうしなった。
それでもみんな、圧倒されながらも写真を撮った。
私も、私なりに頑張って写真を撮った。
・・・でも、なんかもう、あちこちにありすぎて、広すぎて、
’いったい、何なんだ・・・・・・・・・・・
’って。
心の準備をしていたはずなのに、完全に私のキャパを超えているというか・・・。
ちょうど出かける前に聞いた、「千と千尋の神隠し」の歌みたいに・・・。
未来の前に、すくんでしまうでしょ・・・。
・・・手足も、心も。
こんな景色を見たら・・・すくんでしまうのが普通だと、思った。
それでも、一番本当に大変だったときは、
多くの方の一歩一歩の作業で乗り越えて、今に至っているのだ。
そして、まだ多くの方が、働いている。
・・・すごいよね![]()
↓
歌津中学校に到着
鯉のぼりが飾ってあった~![]()
やっぱり鯉のぼりって、なんか元気でる気がする~。
って、ちょっとちょっとーー!
一番上の階の窓にメッセージが![]()
私の携帯古くてメッセージが見えないんだけどね。
「いつも温かい支援 心にしみます。お体ご自愛ください」って。
この気持ち、この気持ち
!
もう、感謝の伝染が始まっちゃうよーーー。
と、胸が高鳴りつつ、えっさほいさ、体育館へ向かう。
ちょうど上の写真の左側の方に、お水のタンクみたいのと、
太陽光
パネルがあった!
メーカーとか詳細はチェックできなかったが、実際に使われているのを見れて、少し安心。
太陽光パネルも寄付されたらしいのに、いまひとつ、どのように使われているか
取材している番組とか、見てなかったから・・・。
あ~、使われててよかった。
もともと少し小高い場所の中学校。
さらに、体育館
は写真とは別の建物の二階。
だから安心といえば安心なのだけど・・・
食べ物取りに行くのとか、毎回上り下り
あるってなかなか大変かなぁ。
でも、ちょっと足腰鍛える感じになるってことで良いのかなぁ。
・・・などなど、考えさせられた。
こちらでも、いやし隊は、出入り口近くのスペースで活動↓
私がここに居合わせれば・・・いの一番に並んで待つタイプ![]()
実際、ちょっと首のこりと頭痛があったので、ロミロミメンバーさんに
お客さん待ちの時間、少しほぐしてもらった
皆さん、体と心を少し緩める時間になっていますように。
ここでも、帰りのアナウンスをした時。
ぱちぱちと・・・
拍手してくださった・・・![]()
あったかいなぁ。
↓
仙台とどけ隊が活動している、南三陸町のファミマ駐車場へ
会津通商さんのこのトラック、いいよね![]()
こんな風にかっぱり横開きするって、便利だ~
みんな黙々と、てきぱきと、活動してる~
このトラック前・・・賑わいをみせている。
仙台とどけ隊に寄付された食料や衣類。
しわけ隊がせっせと準備をして持ってきた物が、並べられている。
青空市場と称して・・・るけど、売ってるわけじゃなくて配給している。・・・はず。
手前・・・
避難所生活とは違って、自分達で調理しやすいようなレトルトの食材
とか、
ある程度まとまった数寄付されたようなものだから、ドレッシングっぽいのもあった。
右側のビニールシートの上・・・
お洋服たち

特に子ども服は、やっぱり親心で見ていく方が多かった。
仙台とどけ隊の一押し食品を、真剣に並べる男衆二人。
元気が出るパンと蜂蜜。
後光が差してる感じで、い~ぃ写真だ![]()
そして・・・一番の大人気![]()
もてなし隊の皆さんのところには、行列が!
そりゃぁ、わかる。
メニューの写真取り忘れちゃったけど、
「え?こんなメニューも炊き出しであるの
?」っていうメニューがあったような。
また、こちらのメンバーさんも、良い感じなんだ
↓
お背中、拝借~
そのそばで、青空いやし隊も![]()
ここを後にする少し前、もてなし隊のメンバーさんと飛行機雲を見上げた。
そして、また、「千と千尋の神隠し」の歌
を思い出していた。
帰りのほうが、写真を撮れた。
自分にできること、少しでもしたいもんね。
静かな田園も、撮っておきたかった。
帰り道、高速のお手洗い休憩。
ほっ
・・・と、一日を感謝する気持ちになる、夕日にうっとり。
たくさんの出会いに、感謝
!
そして、今も現地で頑張っている多くの方に、
つたえ隊活動を通して、エールを送らせて頂きたい。






















