世界の建築 | OpenMind Official Blog

世界の建築

こんにちは~っ!伊東です^^

ただいまオーストリアに滞在中です!何気に初海外ひとり旅ですが、気楽でいいですね♪
オーストリアは治安もよく、ウィーンは交通網がととのっていてまわり易いのでお勧めです~☆

さてさて、今回は建築について語りたいと思います!

ロンドンに来て最初に驚いたのは建物がとにかく古いこと。

地震大国JAPANでは、古い建物はほとんど残っていませんが、ロンドンには100歳、200歳の建物がゴロゴロあります。

そしてヨーロッパの建築といえば、左右対称で直線的、どーんと荘厳で、ゴージャスで完璧!というイメージがあります。

パリのオペラ。

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ですが、一方で自然との融合を目指した建築家の方々もたくさんいるのです!

その代表がアントニオ・ガウディ!!

彼が設計したサクラダファミリアはあまりにも有名。

1882年に工事が始まったらしいですが、未だ工事中…(笑)


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外見は見覚えがありますが、その中身はこんな感じ。

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この柱のところ、なんか見覚えありませんか??

実はこれ、木の枝の構造をモデルに作られているんです。それによって重たい屋根でもしっかり支えられるようになっています。

その他にも自然界にある形を取り入れることで、それまでの技術で不可能だったことを解決したり、見た目もどこか懐かしく、美しいものに創り上げています。

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また、オーストリア出身の芸術家・建築家のフンデルトヴァッサーも自然を建築の中に取り込んでいます。

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「自然界に直線はないっ!!」とのことで、直線が大嫌いだったフンデルトヴァッサー。

彼の手にかかればゴミ処理場もこんな感じ。


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ちなみに、フンデルトはドイツ語で、100。ヴァッサーは水。ということは日本語でいうと「百水さん」ということになります。


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えー百水さんスタンプはってあるよー!

しかも絵に日本語むちゃくちゃ書いてあるよ~!!

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という訳で、後から知ったことですが、百水さんは日本が好きだったようです。

「日本美の発見」と題した詩の中で、「日本は小さなパラダイスである。

日本は、どのように私たちが
これから暮らすべきかを、
過去にすでに示している。…中略…しかし
いまの日本は、
この最も貴重な財産をますます捨て去ろうとしてる。」

と言っています。

これが海外で書く私のブログは最後になるかと思いますが、日本再発見の1年間だったなぁと思っています^^

美術品でもこれが好きっ!と思うと、日本画の影響をうけていたり、、、

めちゃめちゃ有名な日本人ってなかなかパッと思いつかないけど、先人たちから受けついできたものを磨きに磨くというチームプレーを通じて、世界に色んなものを発信してきたんじゃないかな、と思います。

そではでは、だいぶ趣味に走った内容でしたが、チャオ!!(笑)