トルコでM7.8という
大変な地震が起きてしまいました。
多くの建物が瓦解し、
これまでのところ死者3万3千人を
数えているということ。
現地は国境を挟んで
シリアにも近く、
シリアからの難民も多い地域、
ということです。
以前も書きましたが、トルコと日本には
「奇縁」があります。
和歌山県の南端近くにある紀伊大島
沖でトルコの船「エルトゥールル号」
が難破し、現地住民が必死になって
助けます。
トルコとの国交が開始されますが、
その際入手した情報は直後の
日露戦争に役立ったようです。
さらには、時を経てイラン・イラク戦争
のとき、イランの首都テヘランに
取り残された日本人たちを
日本側が救助を出せずにいるのに
自分たちの避難をあきらめて
航空機を提供して「恩返し」をして
くれたのがトルコでした。
自分たちは徒歩やトラックなどで
自国の国境に向かったらしいです。
(以前の記事はこちらをどうぞ↓
トルコと日本の友情をはぐくんだ、エルトゥールル号事件 | openmind-psychologyのブログ (ameblo.jp))
・・・といった経緯を
考えても今回、日本はトルコの
支援をするべきでしょう。
(もういろいろ行われているかと
思いますが。)
東北で被災に遭った人たちも
多く寄付していると言います。
私も微力ながら寄付する予定です。
現地の被害がなるべく少なく、
かつ生活が元に戻りますように。
ちなみに和歌山の紀伊大島には
トルコ記念館があり、
東京の代々木上原には
東京ジャーミー(モスク)があり、
どちらもトルコの方々には
縁深い場所かと思います。
(カバー写真は東京ジャーミーです。)