なにかあるとすぐ

人を責めたり、社会を責めたりする

人がいます。

 

これは非常にもったいないです。

なぜなら、人(他)を責めるということは、

怒りや不満があってそれを

そちら方向に向けている、

ということです。

 

責めたり、批判をしている間は

それに囚われ、

生産的に時間を使うことが

できません。

 

そうした怒りや不満を感じる状況に

自分も一役買っていることを認め、

気持ちをある程度収め、

今自分でもできることを

やっていく方が、長期的に見ても

ベターです。

 

もちろん社会や政治などで

変えていくべきことがあるのは

承知の上ですが。

 

カウンセリングでは

よく親子関係(自分の親との関係)を

見直すことがありますが、

それは「ずっと親のせいにして

進歩しない」ためではなく、

そこで起こったことが自分の成長や

性格、行動パターンにどう

影響してきたかを把握する、

それによって自分が変わっていく

ためなのです。

 

「過去に囚われる」ためでも

ありません。

その辺、大いに誤解されているかと

思います。