昨日のランチどき、
隣で女性2人が教育談義で
盛り上がっていました。

教育というのは、
誰もが熱を持って話して
しまいがちな話題です。

自分が過去成功したと思うのなら、
それをまた追体験することを、
失敗してしまったと思うのなら、
それを繰り返さないようにと、
大半の人は考えるでしょう。

子どもは反応が早く、
成績が上がったとか、
いい学校に受かったとか、
親も舞い上がったりワクワクしたり
します。

しかし、そういった
目に見える結果が出ないから
と言って、
その子に可能性がないわけでは
ないのです。

目や手をかけておけば、
いつ大化けするか分からないのが
人間です。

その意味で、前もちょっと書きましたが、
私は先取り学習的なことが嫌いで、
たとえば幼稚園で公文や
そういった学習的なことは
あまり必要ないと思っています。

先にできるようになるので、
親は安心しますが多分それだけで、
その時期の大切なことを
抜かしてしまう怖れもあります。

その時期の子どもの注意力は
分散していてあまり長くないのが
ふつうです。

それを無理矢理お勉強的に
集中させたり、
長時間やらせてしまうとしたら、
逆効果であると言えます。

焦りや不安に負けず、
ある意味子どものリードに任せて
進んでいくのが、
長い目で見ていいのではないかと
思います。