アメブロで、ときどきこの記事は
どこに分類すればいいのかな?
と思うときがあるのですが
(2つ以上に関連があるため)、
今回もそのケース。
「バレエ」についてと、
「男の子・女の子」についてです。
中には「えっ、バレエで男の子!?」
と即座に思われた方も
いるかもしれませんね。
前よりはいいのかもしれませんが、
日本のバレエ界は男子不足です。
ちょっとした発表会や、
小品のようなものであれば
作品を選べばなんとかなりますが、
全幕物やもっと現代的なものを
上演しようとすると、
どうしてもある程度男性ダンサーの
数がいないと成立しません。
男性ダンサーの役はいわゆる
「王子様」だけでなく多岐にわたりますし、
男性が大勢いないとできないような
作品もあります。
日本は元々西洋的伝統でないところから
先進国入りしていますから、
いろいろなところで西洋的基準では
考えきれない・当てはまらない
ところもあります。
バレエにしてみても、
元は宮廷のダンスであり、
バロックダンスの時代には
男性には軍事訓練も兼ねていた・・・
といったことはあまり
知られていないでしょう。
そのような西洋社会でのステイタスと、
「男があんな格好をして・・・」といった
日本的偏見の間には
大きなギャップがあります。
バレエは男性がやるにしろ
女性がやるにしろ、
文字通り全身全霊を使った上、
総合芸術でもあるという
素晴らしいアートです。
その辺、理解がなかなか進まないのは
悲しいことです。
(同時に、日本の伝統芸能も
大切と思いますが。)
男の子がバレエをプロになるために
続けていく上で、案外
男親(父親)が障害になると
効いたことがあります。
一般的な日本の男性の基準だと
経済的に安定もしていないし、
ましてや人に言うのが憚られる・・・
といった思いもあるのかもしれませんが、
本人がやりたいと言うのなら
ぜひ親も偏見を
乗り越えてほしいものです!
男の子については
始めるならボーイズクラス(男の子クラス)
があれば理想的なのかな、と
思います。
男の子と女の子ではやはり
動き方が違ったり、
スイッチの入り方も違ったりは
すると思うので。
ボーイズについては、
レオタードなど身の回りも
選択肢が少なく充実しないな、
と思ったこともあります。
「男の子バレエのブランド作ったら
いいんじゃないですか!?」と、
友だちに突かれたこともありますが(笑)、
今のところなさそうです。