「松のことは松に習え」
数年前のことですが、「子育て」に関するテーマで、ある雑誌の取
材に応じたことがありました。
... 取材のあと、インタビューをして下さった編集者のかたが、ご自分
の息子さんのことで質問をしてこられました。
大学生の息子さんが、母親であるそのかたの言動に対して、やたら
と食ってかかるとのことでした。
「反抗期も終わってしばらく経つのに、息子に何が起きているので
しょうか? そのあたりのことを理解するのにオススメの本がある
なら教えていただけないでしょうか?」
その質問に対して僕は、次のようにお答えしました。
「息子さん自身に聞いてみられるのが一番いいかもしれませんよ」
「松のことは松に習え」
これは松尾芭蕉の言葉です。
松のことを知りたければ、松そのものに向き合うこと。
ものの本質に触れたければ、直接、そのものに向き合うこと。
「文字に書かれた知識」や「他人が授けてくれるノウハウ」に頼り
すぎると、そのものの本質が見えなくなるということですね。
(知識やノウハウは、必要に応じて、うまく活用することが大切だ
と思います)
そして、子どものことを理解したければ、直接、子どもの話に耳を
傾けること。
(もっとも子どもの場合は、親が話を聴こうと思っても、「話した
くない」と言ってくる場合があります。そんなときは、子どもの「
話したくない」という気持ちを尊重することも大切だと思います。
子育ては、ときに「松こと」いやいや「待つこと」が大切ですよね
^^)
話を戻しますが、その編集者のかたに、次のようなこともお伝えし
ました。
「息子さんを変えようとせずに、また、息子さんの言うことに評価
を下したりせずに、息子さんの気持ちをあるがままに理解しようと
して、息子さんの話をじっくり聴いてみてはどうでしょう?」
そして何日か後に、次のようなメールをいただきました。
「息子の本音を聴くことができ、息子の反抗的な態度の奥にあった
気持ちを理解することができました。そして、今まで息子の話をま
ったく聴いていなかったことに気づきました」
このかたは、勇気を出して息子さんと向き合われたのだと思います
。
松のことは松に習う。
直接そのものと向き合い、そのものの本質に触れる。
芭蕉は、この「そのものに向き合う精神」によって、数多くの名句
を生み出しました。
そして僕たちも、この精神によって、創造的なものを生み出してい
けると思うのです。
数年前のことですが、「子育て」に関するテーマで、ある雑誌の取
材に応じたことがありました。
... 取材のあと、インタビューをして下さった編集者のかたが、ご自分
の息子さんのことで質問をしてこられました。
大学生の息子さんが、母親であるそのかたの言動に対して、やたら
と食ってかかるとのことでした。
「反抗期も終わってしばらく経つのに、息子に何が起きているので
しょうか? そのあたりのことを理解するのにオススメの本がある
なら教えていただけないでしょうか?」
その質問に対して僕は、次のようにお答えしました。
「息子さん自身に聞いてみられるのが一番いいかもしれませんよ」
「松のことは松に習え」
これは松尾芭蕉の言葉です。
松のことを知りたければ、松そのものに向き合うこと。
ものの本質に触れたければ、直接、そのものに向き合うこと。
「文字に書かれた知識」や「他人が授けてくれるノウハウ」に頼り
すぎると、そのものの本質が見えなくなるということですね。
(知識やノウハウは、必要に応じて、うまく活用することが大切だ
と思います)
そして、子どものことを理解したければ、直接、子どもの話に耳を
傾けること。
(もっとも子どもの場合は、親が話を聴こうと思っても、「話した
くない」と言ってくる場合があります。そんなときは、子どもの「
話したくない」という気持ちを尊重することも大切だと思います。
子育ては、ときに「松こと」いやいや「待つこと」が大切ですよね
^^)
話を戻しますが、その編集者のかたに、次のようなこともお伝えし
ました。
「息子さんを変えようとせずに、また、息子さんの言うことに評価
を下したりせずに、息子さんの気持ちをあるがままに理解しようと
して、息子さんの話をじっくり聴いてみてはどうでしょう?」
そして何日か後に、次のようなメールをいただきました。
「息子の本音を聴くことができ、息子の反抗的な態度の奥にあった
気持ちを理解することができました。そして、今まで息子の話をま
ったく聴いていなかったことに気づきました」
このかたは、勇気を出して息子さんと向き合われたのだと思います
。
松のことは松に習う。
直接そのものと向き合い、そのものの本質に触れる。
芭蕉は、この「そのものに向き合う精神」によって、数多くの名句
を生み出しました。
そして僕たちも、この精神によって、創造的なものを生み出してい
けると思うのです。
野口 嘉則 さんよりシェアさせていただきました。